私は静かに学校生活を送りたい (ページ22)

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音が15 ページ22

貴「ん.....」

うわ、顔痛い

髪を使って、痛いところを隠す

そのまま制御室を出て、洗面所へ

見てみると案の定、キーボードの跡がくっきり残っている

ごしごし擦っても、戻らない

やばい、やばいぞA....!!!

ピンポーンピンポピンポーーン

？「あれ？Aちゃんいる？」

？「いないんじゃね？」

うわ、まじか。後輩組じゃん

いつもでも入れないけど、
今の私は、究極やだ

絶対やだ

二階に静かに上がり、
窓から観察する

ちょっと窓も開けると声がクリアに

う「いるんじゃないの？」

あ「え？なんで？」

う「いや、だって、さっき開いてなかった扉。
　ほら、あそこ。開いてんじゃん」

あ「？あ、ほんとだ」

うげ、気付いてる

なんで感がいいんだよ彼奴ら

う「こっちの話聞いてんじゃね？」

え、怖い怖い怖い

エスパーですか。そうですか。

貴「はいはい、聞いてますよー
　後輩君たち」

う「ほら、ね？」

あ「ほんとだ」

貴「なんのようですか～？」

あ「えっとね！...の前に家入れてよ」

貴「え、やだ」

う「なんで」

貴「嫌だから」

それ以上でも以下でもないッ！

あ「じゃぁ勝手に入りますー」

貴「えっちょっ...!!」

よし、諦めよう(菩薩顔)

鍵を閉めましょう

それが一番最適です

すぐに逃げれるように扉から離れる

一階の扉が開いた音がした

あれ、なんで開けれるの？

そう思うと、自分で昨日閉めるのを忘れていたことを思い出した

え、昨日の自分絞め殺.す(真顔)

優君と渉君は順調に階段を上がってきた

そして、私の部屋の前に来た

なんで、私のとこ一直線？

はい、私、分かりやすいようにボード置いてました！

ジーザスッ←

もうほぼさっきからの会話が自爆ですね。はい。

トントンッ

扉が叩かれる

貴「...どうしよ」

もう、すぐそこだ