輝・7カラット ページ9
さぁ、これからがきっとクライマックスになる。
あれから数時間がたち、今は夜の9時半。
周りが落ち着いてきた頃だから、
何かのショーみたいに手品やらお遊戯やらを披露して
盛り上げるような時間帯だ。
ちなみに美涼はお色直しでトイレにいる。
そういえば、美涼が着てた紺色のドームラインのドレス
綺麗だったなぁ。なんて、ね。
………………………彼女の前では言わないけど!
そんなことを考えて、
それで…私もせっかくだからと
トイレに行こうとした瞬間。
ポンポン
肩を叩かれた。
きっと今私は震えている。
周りの喧騒が唯一の救い。
聞こえてきた声に顔を上げると……。
??「やぁ、ご機嫌はいかがかな?
__________Aさん。」ニコッ
あ、
あぁ、
やばい。どうしよう、一番恐れていたことが…
よりによって一人のときなんて。
監視でもされてたの?
やばい、逃げたい。美涼ぅ…助けて。
なんか怖い。でも悪い人じゃないなら…………
別に大丈夫だけど、
A『…………っ!』
やっぱり怖い。
??「おっと。そんなに驚かなくても平気ですよ、
自己紹介が遅れましたね。
僕……いや、“K.j”こと
盗人Sの本名は、神室 潤斗。
ふふ、貴方方の考察は大正解ですよ。」
え、なんで、控え室の話をしっているの?
大丈夫なの?わたし、今手に触れられてるけど。
潤斗「そんな捨てられた子犬みたいに怯えなくて平気ですよ。」
「逆にこっちからしてみれば、傷つくばかりです。
怖がる必要なんてない。」ボソッ
え?
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今回は短めにしときます!
もしかしたら、神室さんのプロフィールは
美涼ちゃん同様、後日に載せたいと思います。
よろしくお願いします(o^^o)
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作者名:水菜 | 作成日時:2022年2月11日 19時