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39話 ページ40

「、、、。」



「、、、。」



暫く沈黙が続くなか、一切千寿郎君の視線は私から外さない


その視線が私に突き刺さり何か話さなくては と焦る


声を発そうと口を開いた時だった



「私には話したくないですか、、?」


先に口を開いたのは千寿郎君で眉を下げて申し訳なさそうな顔をする


「千寿郎君、、、」


私は1人で葛藤していた


はたして千寿郎君に話していいのか


千寿郎君に「私と煉獄さんは結婚を約束した仲だった」と言って同情して貰って


千寿郎君はきっと優しいから煉獄さんに私の事を思い出してもらおうと言って協力してくれるに違いない


でもそれって何かズルい気がする


千寿郎君は煉獄さんの弟だから話は通じやすいし思い出してくれる確率が上がるはず




でもその前に私自身煉獄さんとちゃんと向き合わなければならない






「Aさん」


私が1人で葛藤してるなか 千寿郎君は私を呼ぶ
私はそれに反応し千寿郎君を見る


「あまり、1人で抱え込まないでください。人に頼ったっていいんです。1人で抱え込んだって苦しいだけじゃないですか」

千寿郎君はそう言って微笑んだ



本当に話してもいいのだろうか、、?









「千寿郎君、実はねーーー」


千寿郎君の言葉に安心したのか私の口が自然と動き始めた









「前世の煉獄さんと私は結婚を約束していたの」









それを聞いて千寿郎君の目は大きく見開いた

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きつね(プロフ) - (・∀・)さん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます!早速訂正します (2019年9月29日 15時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
(・∀・) - 富岡じゃなくて冨岡ですよ(・∀・) (2019年9月29日 10時) (レス) id: 0757e54a59 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - hinataorenjiさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!励みになりました!続編の方もよろしくお願いします! (2019年9月19日 20時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
hinataorenji(プロフ) - 涙線が脆くなっちゃったのかな…。涙が溢れ出てきて止まらないです…。 めっちゃ感動しました!こんな素晴らしい小説をありがとうございます! (2019年9月19日 2時) (レス) id: 341779c11b (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!一気読みして頂いてありがとうございます!嬉しいです!これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年9月19日 0時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きつね | 作成日時:2019年7月26日 1時

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