【ハイキュー】いわゆる"モテ期"到来

第36話　根性なし ページ38

『あ、潔子さん！』


清「千尋ちゃん？」


『今ちょうど呼びに行こうと思ったんです。
…西谷が帰ってきました。』





潔子さんを呼びに行こうと体育館を飛び出すと、体育館(こちら)へ向かってくる彼女を発見。





清「そう、良かった…」ﾆｺ


『あとは旭さんだけですね…。』


清「そうだね…。
でも大丈夫。東峰ならきっと戻ってくる。
私たちはただ信じてればいいんだよ。」


『！！そうですね、信じましょう。』






そう言う潔子さんは真っ直ぐ前を向いていた。



かっこいいなぁ…

年は1つしか変わらないのにどうしてこんなに違うのだろう…？

最近、3年生の偉大さを、かっこよさを思い知る事が多くなった。

姿を見るだけで、声を聞くだけで安心する。
背中で道を示してくれる。

来年は私もああなれるかな…



そんな事を考えながら潔子さんの後ろを着いていく。





そして体育館に入ると…？






西「あ！！！
潔子さぁ〜ん！！貴女に会いに来ました！！」


田「あ！待てこんニャロッ」


「『！？』」ﾋﾞｸｯ






西谷が潔子さんに飛びかかって来た。







バシィィッッ！！








そんな西谷に清子さんは思わず平手打ち。

西谷の左頬には真っ赤なもみじが浮き出る。

自業自得だけど……

痛そ…







西「で、旭さんは？？戻ってますか？」







そして何事もなかったように大地さんたちの元へと戻っていき、未だ戻って来ていないエースのことを聞く。





菅「………」


澤「………いや。」


西「！！
ーあの根性なし…！！」





大地さんが絞り出すように声を出すと、鬼の形相で怒りを顕にする西谷。




田「！！こらノヤ！！エースをそんな風に言うんじゃねぇ！」


西「うるせぇ！根性なしは根性なしだ！！
前にも言った通り、旭さんが戻んないなら俺も戻んねぇ！！」






そう言って、こちらの制止も聞かず西谷は体育館を出ていってしまった。





影「？なんですか？」


田「悪い…西谷とウチのエースの間にはちょっと問題が生じていてだな…」






影山の質問に黙ってしまう私たち。

私がさっき潔子さんに言われたように「大丈夫、信じましょう」と言おうとしたとき、外から日向の声がした。




日「レシーブ教えて下さい！！」

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澤「清水強いな…」


菅「大地とどっちが怖いかな？」


『大地さん…』


菅「即答w」


澤「千尋…？(黒笑」


『ﾋｯ……ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ』

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