第33話 入学理由 ページ35
田「それにしてもよ〜」
店を出た私が小走りでみんなに追いついたところで田中が口を開く。
田「あの優男のサーブ凄かったなァ
最初からアレやられてたらヤバかったぜ…
さすが千尋と影山と同中の先輩ー…
……アレ？ていうか、影山って何で烏野に居るんだっけ？」
影「………」
田中がそういえば…みたいな感じで影山を見る。
田「県内一の強豪つったらやっぱ白鳥沢だろ」
日「しらとり？」
『白鳥沢学園っていう県ではダントツ、全国でも必ず8強に食い込む強豪校があるんだよ』
日「ほーーっ！」
私と田中の話をもぐもぐしながら聞く日向。
一方で、それまで静かに話を聞いていた影山が口を開いた。
影「…落ちました、白鳥沢」
田「落ちた！？」
影「白鳥沢から推薦来なかったし、一般で受けて落ちたんです。」
試験が意味不明でした、と付け加える。
やっぱり…
そりゃ
鷲上先生が
影山の脳みそじゃ、白鳥沢の問題を解けるはずもない。
頭ん中バレーの事しか考えられない構造になってるからね。
日「で、なんで烏野？まさかお前も"小さな巨人"に憧れて！？」
今度は日向が影山に聞く。
影「…引退した"烏養監督"が戻ってくるって聞いたから」
日「うかい？」
田「無名だった烏野を、春高の全国大会まで導いた名将！……だったハズ！」
どこかを指さして、田中が高らかに言う。
っていうか、日向は"小さな巨人"は知ってて、烏養監督の事知らなかったのね…
田「"烏野の烏養"って名前がもう有名だったよな。
凶暴な烏飼ってる監督だっつって！」
菅「2・3年生は去年少しだけ指導受けたけど、すげぇスパルタだったぞ…」
日・影「「………！！」」ｿﾜｯ
『なんで羨ましそうなの』
みんなの会話を聞きながら、私はふとあることを思い出す。
烏養…
監督…
指導者…
アテ…
了解はまだ…
まさかね…
烏養って言ったら、さっき会ったけい兄も烏養だよな…
武田先生、指導者にアテがあるって言ってたけど、まさかけい兄じゃないよね…？
あれ？これってもしかしてフラグってやつ？
澤「今の烏野は根本的にメンバーが足りてないんだよ」
フラグを立ててしまったかもしれない事に、一人でそわそわしていると、大地さんのそんな一言が聞こえた。
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りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 全然大丈夫です！お気になさらないで下さい！ (2019年6月20日 6時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - すいません(￣▽￣;)10番のイメージが強すぎて勘違いしてました(^_^;) (2019年6月20日 3時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 原作沿いに書いているのですが、私の書くスピードが遅いもので……。すみません(^_^;)烏野10番の日向翔陽はもうしばらくお待ち下さい！！今回はコメントして頂いてありがとうございました！これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！m(_ _)m先程、単行本2巻の方で確認しましたところ、青葉城西高校との初めての練習試合では、日向のゼッケン番号は5番でした。そこはまだユニフォームが届く前のお話なんですね！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - 初めまして(笑)今、練習試合のところまで読んだのですが、日向の背番号10番なのに5番になってるので訂正お願いします(^_^;) (2019年6月19日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年1月11日 0時
