第21話 かつお節登場 ページ22
第2セット、日向の調子が戻ったおかげか烏野はセットを取り返した。
そしてホイッスルが鳴り、第3セットが始まる。
その時、後ろから少し笑い混じりの声が聞こえた。
「アララッ！1セット取られちゃったんですか！」
いつもチャラチャラしてて、でもやる時はやる
入「おお！戻ったのか！足はどうだった！？」
「バッチリです！もう通常の練習もイケます！軽い捻挫でしたしね。」
入「まったく…気をつけろよ
………及川」
及「スミマセ〜ン」
「「「キャーッ！及川さ〜〜〜ん！！」」」
入畑監督がケガの具合を聞くと、左でオッケーサインを出しながら、特に反省してる様子もなく謝る及川さん。
そして2階のギャラリー女子からの黄色い歓声。
全くこの人は…中学から何も変わっていない…。
影山に絡んでるあたりとか特に。
それも、右手ピースの半笑いで。
まぁ、でもあっかんべーしてないだけマシか…。
そして及川さんは私を見つけて駆け寄って来た。
及川side
及「やっほートビオちゃん久しぶり〜
元気に"王様"やってる〜〜？」
病院から戻ると、烏野のとの練習試合は最終セットが始まろうとしていた。
監督にケガの具合を報告したあと、ネットの向こう側にいる中学の生意気な後輩に声をかける。
及「……(相変わらず可愛くない顔…)」
飛雄は特に言葉を返すことは無かった。
ほんと生意気って思ったけど、今日は、今はそんなのどうだっていい。
今日俺が1番気になっているのは"彼女"が
俺は青城側のコートを見渡す。
及「………ﾆｺ」
俺は思わず駆け出す。
だって"彼女"がちゃんといたから…
監督と少し離れたところで、パイプ椅子に座っている。
俺がこの半年会いたくて会いたくて仕方がなかった中学時代のマネージャー。
及「千尋ちゃん！！ちゃんと来てくれたんだね！及川さんのために！！」
『……』
千尋ちゃんに話しかけるが無反応だった
今まで辛辣な言葉を言われたり、塩対応されることはあったけど、無視されたことなんて一度もない。
何か様子が変だった。もう一度「千尋ちゃん？」と声をかけて見ると、やっと彼女は口を開いた。
『……岩泉さん。』
岩「おう。」ｶﾞｼｯ
及「？！え、何？！」
と思ったら、いきなり岩ちゃんに後ろから腕を捕まれ、拘束された。
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りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 全然大丈夫です！お気になさらないで下さい！ (2019年6月20日 6時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - すいません(￣▽￣;)10番のイメージが強すぎて勘違いしてました(^_^;) (2019年6月20日 3時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 原作沿いに書いているのですが、私の書くスピードが遅いもので……。すみません(^_^;)烏野10番の日向翔陽はもうしばらくお待ち下さい！！今回はコメントして頂いてありがとうございました！これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！m(_ _)m先程、単行本2巻の方で確認しましたところ、青葉城西高校との初めての練習試合では、日向のゼッケン番号は5番でした。そこはまだユニフォームが届く前のお話なんですね！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - 初めまして(笑)今、練習試合のところまで読んだのですが、日向の背番号10番なのに5番になってるので訂正お願いします(^_^;) (2019年6月19日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年1月11日 0時
