第12話 悔しくて、嬉しくて ページ13
金田一side
矢「金田一、お前あのマネージャーと知り合い？」
千尋さんの背中を見送りながら、矢巾さんが声をかけてくる。
金「中学の先輩っす。中学でもマネージャーやってたんですよあの人。
及川さんと岩泉さんが大会で話しかけてたのは、それが理由だと思います。
お互い凄く信頼しあっていたので…。」
矢「なるほどな」
金「なんか、悔しいっすね…。」
矢「ん？」
金「前は"俺たち"のマネージャーだったのに。毎日、"俺"たちのために働いてくれたのに。
今は違う学校に、しかも"アイツ"がいる学校にいる。
アイツに独り占めされてるみたいで、なんか悔しいなって思って…」
今日の試合、絶対負けませんよ……
そう心に決めて、俺は矢巾さんと体育館へと向かった。
そう心に決めたのに………
『青葉城西高校さんのマネージャーをやらせて頂きます、烏野高校2年の茨木千尋です。
今日はよろしくお願いします。』
金「え…？」
アップの途中で集合がかかったので集まると、そこには千尋さんの姿があった。
『あ、金田一さっきぶり』
金「な、んで…？」
驚く俺を見つけ、笑いながら手を振る千尋さん。
俺は驚き過ぎて、あんまり声がでなかった。
『言ったでしょ？"今日は何でも言ってね"って。
及川さんの要望で今日は青城のマネやることになってんの。
公式戦で会ったら敵だけど、今日は心強ーい味方だよ？
思う存分頼りなね。』
まだ状況がよく飲み込めていない俺に、簡単に説明をして下さる千尋さん。
俺はただ頷くことしか出来なかった。
だって、千尋さんが、同じネットの"こっち側"に居てくれることが嬉しすぎたから。
俺はニヤケが止まらなかった。
_____________________________________
矢「……お前何してんの？」
金「ちょっとニヤけ過ぎて表情筋が……」
矢「ばっかじゃね笑」
国「まぁ気持ちはわかるけどな…」
矢「国見！お前いつからそこに？！
つかお前も表情筋痛いんかい！！」
国「……ちなみに向こうで岩泉さんも表情筋痛くて苦しんでます。」
矢「マジかよ…笑」
(アップ中の会話)
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りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 全然大丈夫です！お気になさらないで下さい！ (2019年6月20日 6時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - すいません(￣▽￣;)10番のイメージが強すぎて勘違いしてました(^_^;) (2019年6月20日 3時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 原作沿いに書いているのですが、私の書くスピードが遅いもので……。すみません(^_^;)烏野10番の日向翔陽はもうしばらくお待ち下さい！！今回はコメントして頂いてありがとうございました！これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！m(_ _)m先程、単行本2巻の方で確認しましたところ、青葉城西高校との初めての練習試合では、日向のゼッケン番号は5番でした。そこはまだユニフォームが届く前のお話なんですね！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - 初めまして(笑)今、練習試合のところまで読んだのですが、日向の背番号10番なのに5番になってるので訂正お願いします(^_^;) (2019年6月19日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年1月11日 0時
