ep.23 授業参観日 ページ24
千尋side
『風見さん、すいませんそろそろ…』
風「ん?あぁ…授業参観だったな。問題ない、帰っていいぞ。」
『ありがとうございます!』
報告書が一区切りついたところで風見さんに声をかける。風見さんは時計と私とパソコンの画面を順番に見たあとで、おつかれと声をかけてくれた。
今日はコナンと哀ちゃんの授業参観日。
私は2人の保護者代理で授業参観と懇談会に出席する。現在14:20。授業参観開始まであと10分しかない。やばい、これは確実に遅刻パティーンだ…!
こりゃ後でなんか言われるな、なんて思いながら私は急いで帰る準備を始めた。
亮「授業参観って千尋さん子供居たんすか?!」
『あー違う違う!
亮「なるほど!そーだったんすね!」
『うん、よし…じゃあすみません、お先に失礼します!』
亮「お疲れ様でした!」
亮輔くんと話しながら帰る準備を終え、皆さんに一礼してから駐車場へと走った。
エンジンをかけて、いざ帝丹小学校へ!!
『あった…!皆の教室!』
教室に着いたときには授業も後半にさしかかっていた。早速ドアに手をかける。
が、しかし。ドアに張り紙がしてあることに気がつき、一旦その手を引っ込める。
紙を良くみると、
《本日はお忙しい中、授業参観に来て頂きありがとうございます。確認のため、お子様の名前の横にチェックを入れて下さい。》
と書かれていた。
私は急いで2人の名前を探す。
江戸川コナン、灰原哀。授業参観と懇談会の両方の欄に○をつけて、今度こそ教室に入った。
「では保護者の皆様!どうぞお子さんの席へ!」
私が教室へ入ったタイミングで担任の先生らしき人が声をかける。
どうやら今日は図工の授業のようだ。
黒板には"大好きな人を書こう!"と綺麗な字が書いてある。
周りのお母さんたちが子供たちの元へ行く中、私は急いで2人を探した。
歩「あ!千尋お姉さん!」
光「本当だ!どうしたんですか!」
元「姉ちゃんの子供居んのか?誰だ?」
コ「居るわけねぇだろっ!」
灰「………」
2人を探していると、少年探偵団の3人が私を見つけて大きく手を振る。と、同時に私に視線が集まる。…恥ずかしいわっ!
彼らに笑顔を向けつつ、私は注意をする。
『ダメよ皆、授業中なんだから前向いて?』
口に人差し指を当ててそういえば、みんなははーい!!と元気よく返事をした。
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りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» そうだったんですね!誤解が解けてよかったです!こちらも全然きにしていないので、どうかお気になさらないで下さいね!応援ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるように頑張ります!(^^)/ (2020年4月14日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» けしてアンチとか冷やかしとかではなく私の知識不足なので…!100%私に非があるので気にしないで下さい!お騒がせしました…! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» こちらこそすいません!お恥ずかしい…他の小説と混ざって勘違いしてました…!更新頑張って下さい!応援してます! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» vol.2以降では、設定の次にある"相関文"で明記してありますので!長い返信になってしまってすみません! (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» 作者の都合で、わかりにくい表記となってしまいすみません。ですが私自身、彼らの設定をきちんと把握しているつもりなので、これからはもう少し気をつけて執筆をしていきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんねむ | 作成日時:2019年8月6日 13時