御寵愛会議室【トリプルフェイスのご寵愛~番外編~】【名探偵コナン】

恋人はサンタクロース(赤井ver.)-3.5＋- ページ7

『わぁ綺麗なネックレス…！』

赤「君に似合うと思ってな。」


入っていたのは、大きなダイヤのネックレスだった。そのあまりの美しさに思わず息を飲む。


『こんなに高価なもの…！』

赤「君は俺にとって特別なんだ。」ﾆｺ

『〜〜〜っ///』


そう言って赤井さんはネックレスを手に取る。


赤「後ろを向け」

『…』ｺｸ


私は言われるがまま後ろを向いて、垂れる髪の毛を横に流す。


赤「綺麗だよJuliet」

『ふふ…ちゃんと名前で呼んでください。』

赤「悪い…千尋、メリークリスマス」

『メリークリスマス、赤井さん』


ネックレスをつけ終わり、正面を向いて見つめ合う。二人で額をくっつけて、ふふっと笑いながら触れるだけのキスをした。

来年も、この人と一緒に素敵なクリスマスを過ごせますように…


end

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〈おまけ〉沖矢さんのお買い物

沖矢(赤井)side

…明日は工藤邸(ウチ)でクリスマス会…。
千尋の提案でプレゼント交換をすることになったのだが、一体何を買えばいいのやら…

取り敢えず何か見てみようと思い、俺は近くの大型ショッピングモールに来ていた。


蘭「あ、昴さん！」

園「どうしたんですか、そんな思いつめたような顔して！」

沖「蘭さん、園子さん。」


特に何を手に取るわけでもなく、ぶらぶらと歩いていると、女性に人気な雑貨屋の前で蘭さんと園子さんに会う。


沖「実はクリスマスプレゼントを探しているのですが…中々良い物が見つからなくて…」

蘭「そんなんですね！」

園「っ誰にあげるんですか？！」ﾆﾔﾆﾔ

蘭「ちょっと園子！」

沖「大学院の友人にです。」

園「なんだぁ彼女じゃないのかぁ…」

蘭「あ…すみません昴さん！」

沖「いえ、構いませんよ。」


…流石JKと言ったところか。なんでもそう言う話に繋げたがる。でもまぁ、アイツにもプレゼントを買うつもりだから、彼女と言えばよかったのか…


園「私だったらアクセサリーがほしいなー」

蘭「京極さんに言えば良いじゃない」

園「バカね！真さんからだったら何もらっても嬉しいのよ！蘭もそうでしょ？」

蘭「確かに…」


二人とも想い人が居るようで、話しながら少しだけ頬を染めている。
…何をもらっても嬉しい、か。

アイツもそうなんだろうか。

俺は色々考えながら雑貨屋に入った。

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園「それ、買うんですか…？」

沖「はい。プレゼントに。」

蘭「な、鍋つかみ…」

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