第7話 お着替え ページ8
それから私はギャサリンさんに、給仕の主な仕事やシフトのこと、他にもエニエス・ロビーのことやこの司法の塔についても色々と教えて頂いた。
ギャ「説明はざっとこんなところかしら。また何かわからないことがあったらなんでも聞いてちょうだいね。」
なんてお優しいんだ！ギャサリンさん！
そのお心遣い、感謝致します…。
『はい、ありがとうございます！！』
ギャ「あ、それと、あと1時間ぐらいでランチが始まるから、これに着替えてもらってきていい？終わったら呼んでちょうだいね。」
そう言って私に制服を手渡すギャサリンさん。
私はそれを受け取り、奥で着替え始める。
『か、可愛いな…。』
着替えが終わり、部屋にある鏡で自分の姿を見ると、あまりの可愛いさに思わず声がもれる…。
あ、もちろん制服の話ね？
渡された制服は紺色に白のエプロンがついている。丈は膝ぐらいで、あまりひらひらはしていない。
『ギャサリンさん、お着替え終わりました。』
着替えが終わったのでギャサリンさんの元へと急ぐ。
ギャ「あら！凄く似合っているわ！可愛い！！……あとは髪型ね。私が結ってあげるからここへいらっしゃい。」
『ありがとうございます…って、自分で出来ますよ、髪型ぐらい！』
ギャサリンさんはそう言って私を隣に座る様に促す。
は、恥ずかしいな…。
ギャ「違うの、私がやりたいのよ。ね？ほらおいで？」
『……わかりました。よ、よろしくお願いします…。』
ギャ「お任せを〜」
ギャサリンさんの"ね？ほらおいで？"に負け、私は渋々隣へ。
ギャ「ねぇ、千尋って呼んでもいいかしら？」
私の髪の毛を結いながらそんなことを聞くギャサリンさん。
いいかしら？っていいに決まってるじゃないですかっ！！
『もちろんです！ぜひ呼んで下さい！！』
ギャ「うふふ、ありがとう。……よし、出来た！似合っているわね。とっても素敵よ！」
はい、と言って手鏡を渡してくれた。
見ると、左側に一本、緩めに三つ編みがしてあった。しっぽの部分には真っ赤なリボンが。
『わぁぁあ素敵！このリボン…！』
ギャ「可愛いでしょう？就職祝い。私からのプレゼントよ。気に入ってくれたかしら？」
ギャサリンさんの方をむくと、ニコッと微笑みながらそう言う。
『凄く可愛いです！ありがとうございます！大切にします！！』
ギャ「良かった！そろそろ時間ね。さぁ初仕事よ！頑張りましょうね！」
『はい！』
そして私達二人は仕事へとむかった。
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
