検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:13,928 hit

01 ページ29

「ただいまー」

「おじゃしまーす」

「おかあさんお久しぶりです」

玄関に入ると、全員が思い思いに母親に挨拶する。

優太に関しては、ベテラン感が漂っている。

「おかえりー。皆さんいらっしゃい。あら、優太くん久しぶりね…」

舐め回すような不躾な視線を優太に送る母親。

「お母さん、ちょっと失礼だよ」

「まさかっ、彼女さん!?まあー優太くんもそんな歳なのね…」

そういうことか、陽乃ちゃんにびっくりしてたのか…

「じゃ、お母さん、私達部屋で話すから、あとでね。」

「わかった。飲み物は?」

「あー…自分で淹れて持ってく。お菓子はいい。」

二人をつれて部屋まで行く。

夏美が居なくなって数日たってるとはいえ、やっぱり誰もいない自室に入るのはためらわれた。

「どうぞー」

そう言ってドアを開けると

「Aちゃん!おかえりなさーい!私待ってたんですよ?優太君と陽乃ちゃんとは仲良くできましたか?部屋が汚かったので念力かなにかで片付けようとしたんですけど、無理でした…あはっ、だから自分で頑張ってください!」

…なんて。

言ってくれる人は、何回見ても居なかった。

そうだ、もう居ないんだ…。おねえちゃんは、夏美は、

もう居ない…。

すると、頬に生暖かい何かがつたう。

「おい、A?どうしたんだよ…なに泣いてんだ…?」

「そういえば……お話は聞けた?」

いつの間にか、私は泣いていた。

二人に声をかけられ、我に返る。

「あの、えと、その…夏美はね……私の姉だったらしいんだ。」

02→←6.やっと伝わったこと


ラッキーアイテム

ぬらりひょん

ラッキー肝試し場所

友達の別荘←


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:ふにゅにゃん , なんか、憑かれた。 , 幽霊 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます!今ちょうどテストなので、明日の夜中から明後日にかけてぐわっと更新します。これからもよろしくです!! (2014年10月9日 14時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - おもしろかったデス。更新待ってます。頑張って下さいね (2014年10月9日 13時) (レス) id: a84825341d (このIDを非表示/違反報告)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - 相模さん» ありがとうございます!今日(昨日?)も更新しようと思ったんですが、宿題がまだで…w はい、頑張ります! (2014年8月24日 1時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
相模 - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2014年8月23日 23時) (携帯から) (レス) id: a961cee3f2 (このIDを非表示/違反報告)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - 水龍さん» おおお面白かったですか!?はい、頑張ります!!!!これからも応援よろしくですm(__)m (2014年8月22日 14時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふにゅにゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Rinlen12271/  
作成日時:2014年8月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。