18話[リクエストありがとうございます] ページ20
更新せずにすみませんでした。
精神的にちょっとまずくなってたのですが、回復したので更新します。
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まふまふside
それはいつものように家デートで俺がAちゃんの家に遊びに行った事だった。
「えぇ!?風邪!?」
「すみません真冬様…A様もいつもながら楽しみにしていたのですが……。」
Aちゃんの家の使用人に言われた言葉。
Aちゃんが風邪、Aちゃんが風邪。
どうしよう俺が毎回キスばっかりしてたから風邪とかだったら…。
いや俺は風邪ひいてないけど、もしかしたら俺には耐性があってAちゃんにはなかったのかもしれない。
罪悪感が……。
何より会いたいお見舞したい!!!
「あ、あの!」
「なんでしょうか?」
「か、看病を手伝わせていただいてもいいですか!?」
今思えば、自分は凄い剣幕で言ってたと思う。
使用人さん引いてたもんな…。
心の中で少し謝りながらAちゃんの居る部屋へと向かう。
一応Aちゃんには、この家の事を教わった。
一応実家らしくて、でも両親は仕事で忙しくて帰ってこないから、実質Aちゃんの家なんだとか。
何の部屋があるのか、とか。
まぁそれは置いておいて。
部屋の前に着いた。
ノック?ノックかな?
つい最近Aちゃんに教えてもらったノックの回数通り、3回ノックをして声をかける。
「Aちゃん、入って大丈夫?」
「……ま……い…よ。」
恐らく「真冬。」と言ったであろう声。
なんて事だ、折角のAちゃんの美声が風邪という悪魔に呪われている。
要するに、結構風邪は深刻そうだ。
「し、失礼します…。」
「……真冬……だ…。」
「真冬だよ!真冬だよ!…あ、ごめん…。」
「んー…ん……平気…。」
風邪で頬が赤く染っており、呼吸が苦しそうだから、少し色っぽく見えて…あぁ何考えてんだ俺は。
「は、はい、飲み物。」
「あ…ありがと……。」
普段なら「どうせなら私がやったのに…ごめんね。」と呟くAちゃんだけど、風邪の時ばかりは流石に頼ってくれるそう。
「…美味し……。」
「本当?美味しい?美味?絶品?」
「何それ…。」
くすくすと笑うAちゃん。
笑わせようとしてつまらないギャグ?をするが、優しいAちゃんはいつも反応してくれる。
が、途端に咳が出ている。
「だ、大丈夫?辛い?」
「……なん、とか………最近…雨ん中いたし…。」
「こらダメでしょ!!雨の中なんて!」
「ごめんなさい…。」
「もー、雨に当たったならしっかり休んで!!」
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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2020年12月25日 21時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
るりな - めあさん◆素敵なお名前〜!この作品大好きなのでこれからも読めるのは幸せです〜.・*。要するには!大好きです!これからも頑張ってください応援してます! (2019年10月27日 12時) (レス) id: 3e7e48236e (このIDを非表示/違反報告)
めあ - 狂狐さん» ありがとうございます! (2019年9月29日 15時) (レス) id: ff02591f43 (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - めあさん…!飴さんでは無くともこの作品は推し続けるので安心を!あとめあさんの文才は存じてますので!まぁまとめると安心してください&頑張ってください! (2019年9月28日 15時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
るりな - どっちも? (すぐにお返事返せなかった私をお許しください(;-;) (2019年9月21日 10時) (レス) id: 3e7e48236e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴とめあ | 作成日時:2019年8月20日 23時