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貴「、、、」
三「、、、」
貴「(や、やってしまたァァァァ
もうこれ完全にやらかしたよ！うっわーどうしよう？！！！)」
なぜこの女がここまで慌てているのか
そしてなぜ三郎が一言も喋らないのか
その理由は案外簡単なものであった
貴「(いい歳したアラサーが中学生相手に年甲斐もなく勝ってしまった、、、)」
そうこの女、三郎との勝負に勝ってしまったのだ
貴「(えっと〜、、こういう時どう反応すればいいんだっけ？？！
謝る？いや勝った奴からの謝罪なんて嫌味でしかない！
強かったよ〜とか言うべき？いやそれ完ッ全に煽りだと思われるって！
ダメだァァ！！中学生の扱い方わかんないよ！もうどうすればぁぁ)」
荒ぶりすぎである
だがAの言わんとすることも分からなくもない
相手は思春期真っ盛りの中学生男子
常にカッコつけ、常に周りからの視線を気にする歳頃
そんな歳の子が勝負に負けたとなれば彼のプライドはたやすく折れてしまうだろう
しかも三郎は神童と謳われる程の天才である
いつもAが相手にしている子供たちとは訳が違うのだ
Aどうする？！
三「、、や、、、、つ、、、か」
貴「え？？」
三「どうやったらそんなに強くなれるんですか？！！！！」
貴「、、、え？？？」
あれ？？？
三「今の一戦でのゲームメイク素晴らしかったです！
決して侮っていたわけではないですが驚きました！」
これは予期していないコメントが返ってきてしまった
しかも先ほど散々思春期だなんだと言っていた三郎少年の目が
まるで子供たちの目の様に輝いているではないか
三「あんな戦術思いつくなんて尊敬します！」
貴「い、いや、、そんな大層なものじゃないから、、」
三「そんなことありません！師匠と呼ばせていただいてもよろしいですか！」
貴「えっ？！いや〜、、師匠はちょっと、、、
(なんかこの子すっごいグイグイ来るじゃん！
ゲーム始める前なんか割と冷めた感じだったのに何この変わり様！
ちょっと、ていうか結構怖いんだけど！！)」
三「じゃあせめて！僕も裏道さんのこと名前で呼ばせてください！！」
貴「、、、ウン。イイヨ」
▼Aは考えるのを放棄した。
二「三郎がそこまで懐くなんて珍しいな
普段は割とずっと警戒してんのに」
一「こうなりゃマジでに家族みたいになっちまってもいいかもな！(笑」
二「じゃあAさんは姉ちゃんってことか！
そんじゃあこれからもよろしくな！Aさん！！」
こうしてAと山田兄弟の姉弟関係(仮)が始まったのであった
貴「(、、、若い子怖い)」
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零(プロフ) - yumyo309さん» ホンマやん…教えていただきありがとうございます！！ (2021年8月5日 19時) (
レス) id: c1e567e4e8 (このIDを非表示/違反報告)
yumyo309(プロフ) - 第6話で乱数がママンとトゥギャザーって言ってます (2021年8月5日 2時) (レス) id: c5d9c0e5de (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 寝子さん» ぜひなってあげて......... (2021年4月21日 7時) (レス) id: c1e567e4e8 (このIDを非表示/違反報告)
寝子 - 私がお姉さんのお友達になるよ…（おにぎり…） (2021年4月20日 14時) (レス) id: 5563823ffc (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - りあてゃんさん» え、私はりあてゃんさんがめっちゃすこ() (2021年3月15日 23時) (レス) id: bf773e930b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 | 作成日時：2020年11月22日 15時
