社会の闇を具現化した人間

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と、いう訳である


それにしても


一「二郎の友達って言うから同級生かと思ったら

まさかマミーといっしょのAさんだったなんてな！

驚いたぜ！」


三「本当に友達かどうかも怪しいですよ一兄

きっとこの低脳が勝手に友達だとか言い張ってるんですよ」

いかにも小憎たらしい生意気な言動のこの男
現役中学生でありイケブクロ代表Buster Bros!!の3番手MC L.Bこと山田三郎(14)である


二「ンだと三郎！」


三「僕はただ事実を言っただけさ！

大体二郎はいつも人の話を聞かずに突っ走って

どうせ今日だって裏道さんの意見も聞かずに連れてきたんだろ！」


正解である


A本人も「この子良く分かってるな〜」って顔である


なんなら若者達の光で悟りを開きかけている


一「いい加減にしろお前ら！

いつも喧嘩ばっかすんじゃねーって言ってんだろが！」


二、三「「ご、ごめんなさい、、、」」


一「Aさんもすいません、

見苦しいところを見せてしまって」


貴「いやいや、兄弟ですごく仲が良いんだね

私も弟がいるけど割とお互いが無関心で喧嘩することも無かったから

君たちみたいな関係が少し羨ましいな、、、」


一、二、三「「「、、、、、、」」」


貴「あ、、(や、やってしまったぁぁ！

いい年した大人の自分可哀想話とか迷惑以外の何でもない！

完全にめんどくさい大人だと思われたよ！)」


この女もいくら感情が欠如してるといっても


今を輝く若者にめんどくさがられるのは多少応えるらしい


貴「い、今の話はわs一「Aさん！！」は、はい、、、」


一「またいつでも来てくださいね！！

二郎のダチは俺のダチだ！気軽に、

なんなら家族みたいに接してくれ！！」


貴「え、、？」


二「そうだよ！俺もっとAさん仲良くなりてーし！」


三「まぁ、一兄がそう言うなら僕も異論はないです」


貴「え、、あ、、うん、、、」


この男たちは些かフラットすぎるのではなかろうか


いくら家族や兄弟への愛が溢れている人間でも


初対面の人間相手にここまで警戒心無く家族認定してもいいのだろうか


いや、恐らく一般論では否だろう


見るがいい、このAの顔を


今何が起こっているのか全く理解できてないうえに思考を放棄した顔である


完全に「あ、もうなんでもいいや、、、」って表情である


誰か助けてあげてくれ

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