132 降谷side ページ32
カランカラン
安室「いらっしゃいませ!....Aは一緒じゃないんですか?」
蘭「Aちゃんなら、今頃...」
安室「今頃?」
園子「愛の告白を受けてると思うわよ!」
安室「.....はい?」
2人の話によると、帰ろうとしたところを別クラスの男子生徒に呼び止められたらしい
まさかあいつ....承諾したりしないだろうな
安室「それで、その男子生徒というのはどのような方なんですか?」
園子「隣のクラスの子で、確か榊原って苗字だったと思うけど、成績も良くて、運動も出来て、顔も良くて、いわゆるモテ男子ね!」
蘭「でも、色恋沙汰の噂は一切無いんですよ!もしかして今までずっとAちゃんを....」
....帰ったらじっくり話を聞いてやる
・
・
カランカラン
『いや、本当に!違うお店に....』
榊原「な、なんでですか?」
『お願いします!ここはちょっと.....ッ!』
安室「.....いらっしゃいませ!」
明らかに顔をひきつらせるA
....自らここに来るとは、帰って話を聞かなくても良さそうだな
安室「2名様でよろしいですか?」
榊原「はい、テーブル席は....」
安室「申し訳ありません、現在テーブル席は満席でございまして、カウンター席でもよろしいですか?」
『そ、そこ空いてるじゃん...』
安室「予約席でございます」
俺の明らかな嘘に気づいたのか、全力で睨み付けてくる
カウンター席の方が話の内容を聞きやすい
榊原「分かりました、大丈夫です」
『いいんですか!?やめません!?他のお店にしましょう!』
榊原「でももう案内してもらっちゃいましたし....何かこの店の不都合があるんですか?」
『....あ、いえ....大丈夫です....』
2人が目の前に腰を下ろしたのを見て注文を取る
榊原「俺はコーラで」
『りんごジュース....』
安室「かしこまりました」
いくら成績優秀だろうが、運動が出来ようが、所詮はただの子供
そんな奴に譲るわけにはいかない
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Rin.(プロフ) - pnnedc0xさん» 応援ありがとうございます! これからは更新が遅くなると思いますが、ぜひよろしくお願いします! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - ひゆめさん» ありがとうございます!出来る限り頑張らせていただきます! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
pnnedc0x(プロフ) - はじめまして!追憶のディケード、松田が残していった厄介者、どちらも愛読させていただいてます!いっぱいアップしていただいてるので、私には心の癒やしが出来ております!!!海外でも頑張ってください、応援してます! (2018年6月23日 19時) (レス) id: 65c0dbf0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 凄く面白いくて、一気読みしました!!更新頑張ってください (2018年6月23日 13時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.(プロフ) - 霧菜☆紗理屋さん» そうなんですね!? 海外在住者同士、日本の安全は降谷さんに託しましょう(笑) これからもぜひこの作品をよろしくお願いします! (2018年6月23日 6時) (レス) id: 68a8014856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin. | 作成日時:2018年6月11日 16時