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梅雨入り前 ページ1

毎年同じ景色だ。
私は何一つ変わらぬ景色に溜息をこぼした。


紅、蒼、黒、白、様々な水玉模様がまとまって移動する。
まるで水中を群れで泳ぐ魚のようであった。


日傘かと思えば、それは全く違う。
あの眩しいくらいの太陽はどこにも無い。


雨傘をさして足元の水溜りを踏み砕く。
理不尽にも灰色から降りそそぐ水から体を守るようにして足早に移動する。


誰が知らせたか、予報を外れ突然の雨。
動く絵画から発せられる女性の声。





梅雨入りである。

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羽夜(プロフ) - おとーふくんさん» 小説を好きだと言ってくれてありがとうございます。完結するかは分かりませんがゆっくりと続きを書いていこうと思いますので、覚えていましたら応援してくださると嬉しいです。コメントありがとうございました。 (2021年10月8日 2時) (レス) id: 152f9f4ea8 (このIDを非表示/違反報告)
羽夜(プロフ) - おとーふくんさん» 約1年越しに好きと言ってくださってありがとうございます。長く放置してしまいましたがモチベも戻り言葉の数も自分では増えたと思います。返事が遅くなりすみませんでした、放置しておりましたがまた少し頑張ってみようと思います。 (2021年10月8日 2時) (レス) id: 152f9f4ea8 (このIDを非表示/違反報告)
おとーふくん(プロフ) - 今の日本に似てる感じが好きです!!もっと早くにこの作品の存在知りたかった... (2020年7月28日 21時) (レス) id: 2f2d7a1768 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽夜 | 作成日時:2019年8月5日 17時

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