第25話 ページ27
あれから数日が経ち、俺たちは武装国家ドワルゴンの街全体の
そして、
「今日は魔国連邦から来賓が来て、ガゼル王と謁見を行い、そして明日は友好宣言の式典が行われる。」
この話に、俺とハルキは反応した。
A「
俺がそう聞くと、ハルキは首を物凄い勢いで縦にブンブン振った。
まぁ、丁度マッピングも終わったし、息抜きにでも見に行くか。
ー翌日ー
ハルキ「うわぁ、凄い人の数・・・」
俺たちは今、魔国連邦の国王と、ガゼル王の友好宣言の式典を見に来ている。
ハルキがいっぱい人がいて見えないと言うので、ハルキを背中におんぶしながら俺は宣言の演説を聞いた。
リムル様「えー。はじめましてドワルゴンの皆さん。
ジュラ・テンペスト連邦国、略して
リムル=テンペストです。
この通り私はスライムなのですが、人と魔物の橋渡しとなるような国家を築きたいと願っております。
ここ、ドワルゴンはまさに共存共栄が為された国であり、私の目標です。
ここで友誼を得ることが出来、ガゼル王には感謝の念に堪えません。
我が国は魔物が多数所属しています。
ですが、その心根は皆様となんら変わるところはないのです。
できれば恐れるのではなく、新たな友として受け入れてほしい。
この言葉が本心であることをここに誓い、私の挨拶に代えさせていただきます。」
そう言って、ジュラ・テンペスト連邦国の盟主であるリムル様は言葉を締めくくった。
好感の持てる王だな。
これが第一印象に位置付けられるだろう。
俺はおんぶしていたハルキを下ろし、二人で宿屋に帰った。
ー宿屋ー
ハルキ「あと行ってない国は・・・傀儡国ジスターヴと、東の帝国、魔道王朝サリオン、
それにイングラシア王国だけだね。」
ハルキと俺は行った国と行っていない国を整理していた。
ハルキは全ての国に行こうとしているようだが、なんとしても傀儡国ジスターヴには行かせない。
あの魔王クレイマンにハルキを合わせたくないからな。
A「じゃあ、次の行先はイングラシア王国にしよう。
一番ここから近いしな。」
次の行先が決まって、俺たちは安心して眠った。
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風吹けば名無し - ウルティマ俺も好きです!! (11月21日 20時) (レス) @page10 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ふじか(プロフ) - 転スラの主要キャラクターとは絡まないのですか? (2021年11月9日 7時) (レス) @page39 id: ae671ca5ff (このIDを非表示/違反報告)
フローリング - ゆきさん» ありがとうございます!続けます! (2021年8月30日 18時) (レス) id: 48e025b76d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すごい、面白かったです。 ぜひ、続けてください (2021年8月30日 17時) (レス) id: 8269ce2338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローリング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/
作成日時:2021年6月7日 23時