剣道女子が死んだら刀剣女士に転生した件について (ページ10)

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7 刀剣女士、やはり元は人の子だからページ10

鶴丸「やはり君は珍しいな」

何を不思議に思ったのか、唐突に鶴丸が発言する

光忠「え？どうしたの？鶴さん」

鶴丸「いやなに、そんなたいしたことじゃないが、君は食事をするということに対して違和感を抱いている様子は一切ないし、箸の扱いも完璧かもんだからな」

え？そこ？なんでそれが珍しいの？

獅子「あ、確かに！だいたい最初は皆、戸惑うのにな」

え？だから、なんで？食べるの、普通じゃないの？

三日月「我等は刀に宿った神だ。霊力があれば食べなくとも生きていけるからな」

鶴丸「俺たちは刀だったんだ。食べるなんて概念今までないだろう？食事だけじゃない。随分人の身体に慣れてるみたいだったからな」

おおおっと、怪しまれてるか？怪しまれてるのか？
え？バレる？バレます？これ

光忠「僕も順応早かった方だと思うけど、さくらちゃん、その日のうちに慣れてたみたいだからね！凄いよ！」

そっちかーい

獅子「俺、未だに箸を持つの慣れねーもん。そう考えると適応するの本当に早いよな！」

まあ、人の子歴17年だからね(ドヤァ)←

鶴丸「もしかしたら、戦で使われることよりも、宝刀として飾られてることが多かったのかもしれないな」

なんだ？みんな、意外と純粋なのか？ピュアなのか？

これならきっと、刀じゃないことがバレないはず……いや、ないか。

三日月、笑ってるけど完全には笑ってない。

きっと、三日月は私のことを怪しんでいるだろう。
純粋に刀から顕現した刀剣女士なのかどうか

ま、いっかぁ！よもや現世で死んだ人の子が転生したとか思いつかないでしょ！ (これぞギャグの力)

まあ、でも、気をつけなきゃだな。人の子に刀のフリは難しい。あと、記憶がないっていう嘘も。