ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかカオスでしかないから。【ハイキュー】

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「なんで自分より他のマネがいいと思う？」


監督に聞かれる。






「だって普段から一軍の選手をサポートしてるのは花宮さんとかだしあっちの方が慣れてて選手も楽だと思います！」



「お前はいつも一軍より多い二軍・三軍のサポートを一人でしているだろう。それにやることは同じなんだから」




いや、そうなんだけど！違うんだよ！！









「Aはわかるとしてなんで俺なんですか！？」

「岸野といつも一緒にいるからな。小澤もいた方が楽かと」


「いや俺ら二人で一人いつも一緒じゃないから！！！」









高瀬さんだと部員が喜ぶとか笹倉ちゃんの方が部員と仲がいいとかもうなんでもいいからいろいろ言っても全部正論を返される。






ついに何言えばいいかわからなくなり言葉に詰まる私たちを見たコーチがあと一押しと言わんばかりに言ってくる。



「たまにはこっちをサポートしてみてもいいんじゃないか？それにいい経験にもなる」





「い、いや大丈夫です！」


「もしかしてこいつら(一軍選手)が嫌いなのか？」


「そんな訳ないです！！！？？」





選手の前でなんてこと言ってくれてるんだコーチ！！





行きたくなくて粘っていると呆れたようにため息をつくコーチ。








｢俺がアイスか何か奢ってやるから｣


｢おっしゃハーゲン！｣




目の色を変えてガッツポーズする遥人。

ちょろい…





｢それ何個ですか？｣


｢あ？1個に決まってんだろ｣


｢私はハーゲンダッツ1個で釣れるような軽い女じゃありません！！！｣









やけくそでそう言うとさっきよりももっと長いため息をついたコーチ。



そしてどこかに消えていき…









湯田さんを連れて帰ってきた。








｢あー、話は聞いたよ｣


と困ったように笑う湯田さん。









え、ちょ、コーチ？なにしてんの？？



コーチはニヤッと笑う。









｢俺たちは大丈夫だから行ってきな！！｣



そうエンジェルスマイル(天使の微笑み)で言う湯田さんにハートを撃ち抜かれ…









｢ｳﾞｯ…行きますぅぅ｣







気付いたら行きますと言ってしまった。







｢おーし言質取ったぞー｣


｢あっ…ちょ、今のなし！なし！｣


｢説明するぞー｣


｢コーチィィィ！！｣









｢バカじゃん｣


｢うるさいアイス1個の男｣

｢うるせぇアイス無しの女｣



｢えっ私アイス無し！？｣


｢あたり前だろ ｣

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