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in稲荷崎





「奈央樹くーん一緒練習しようや〜!」

「奈央樹くーんツムとやるとミスったとき怒鳴られてまうから俺と練習しよ。な?」




「はあ?サム何言うとんねん奈央樹くんと練習するのは俺や!」


「喧しいわ奈央樹くんは俺と練習するんや!」






「あぁ?」


「は?やんのか?」






「えっと...」





喧嘩寸前の金髪と銀髪の青年と二人に挟まれて縮こまる茶髪の青年。







ストレッチがしたいのにできない...困った表情で固まる青年。









「奈央樹くんそこの双子置いて俺とやろっか。」



「す、角名さん!」




そんな彼のもとに救世主の先輩が現れる。







「あっちに銀とか居るからおいで。」



「えっちょ、角名!」



「それはないやろ!」




焦ったように声を上げる金髪と銀髪。




「ごめんね奈央樹くん困ってたから。あ、奈央樹くんは俺と嫌だった?」


「いっ嫌じゃないです!」








「よかった。そこの双子は北さん来る前にさっさとストレッチ始めなよ。」

「「うっ」」





怖い先輩を思い出し、言葉に詰まる双子の先輩を置いて、助けてくれた先輩とストレッチを始める。





「おいサムお前が駄々捏ねてるせいで角名に奈央樹くん攫われたやん」


「あ?ボケっとしてるツムが悪いんやろ」





忠告を無視して小さな声で喧嘩を再開し始めた双子。





「お前らなにしとん?」

「「北さん!?」」



そこに現る先輩。






「もうインターハイ近いねんはよせぇ。」

「「は、はい!」」




双子は恐ろしい先輩に絞られ、落ち込んでいる。







そんな双子の横で、インターハイという単語に青年が反応した。







「インター...ハイ...」



「どーしたの奈央樹くん?」

「い、いえ。もうそんな時期かって...ばいばいかぁ」







そういい少しだけ寂しそうに床を見つめる彼を先輩は不思議に思いながらストレッチをした。








みんなに会いたい。



頭いいくせに馬鹿みたいにポンコツなあの二人に世話を焼きたい。





青年は仲間を思い出してくすりと笑った。

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シマエナガ - ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかカオスでしかないから。【ハイキュー】もめっちゃ推してます!これからも頑張ってください!応援してます! (4月20日 21時) (レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
シマエナガ - めっちゃ面白いですね! 次の投稿待ってます! 執筆頑張ってください! (4月20日 21時) (レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - とても面白いので、続きがきになります!更新の方をよろしくお願いします!頑張ってください。 (2022年7月27日 16時) (レス) id: ed83340cb6 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - 過去に何があったんだろう…。面白いので頑張ってください!! (2022年7月16日 19時) (レス) id: 8636a40c43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃ | 作成日時:2021年9月5日 22時

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