検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:33,319 hit

第十四話 生意気 ページ25

時は経ち、GW合宿最終日。



宇佐崎達音駒の面々は烏野高校に居た。


「なんか、小さいなここ。ぼろいわけじゃないけど」

「...そう?」




音駒に比べ少し小さい烏野の校舎を見上げて言う宇佐崎。




それを聞いて

ウサはそういえば音駒も小さいって言ってたけど基準どうなってるの...普通の大きさじゃん...

と思うが口にしない孤爪。




烏野と向き合って並ぶ音駒。


「あっ!」

目の前のオレンジ頭の青年が孤爪を見て声をあげる。




「研磨知り合い?」




不思議そうに宇佐崎がいうと日向が今度は宇佐崎を見て声をあげる。




「あっ!ピンクのふわふわした髪の可愛いけど性格悪そうな人!」


「...は?」



場が静まる。




烏野はいきなり失礼なことを言った日向に驚き

音駒は笑いを堪える。






性格悪そうな人というフレーズに日向をにらみつける宇佐崎。






「お前、なんなのチビ」

「ひっ!ごっごめんなさい夏目が言ってたからっ」






宇佐崎にびびりながら言う日向。






「夏目...?」


夏目と聞いて顔を歪める宇佐崎。




「...もしかして夏目A?」


「あっそうです!夏目から俺、伝言預かってて!」






「あ、夏目の知り合いって宇佐崎だったの」

と口を挟む黒尾。





「夏目をご存じで..?」


「あぁ、この前お宅のあのチビちゃんが迷子のときにうちのも迷子になってまして、探すときにあったんですよ」




不思議そうに聞く澤村に答える黒尾。









「で?あのくそ生意気野郎は俺になんだって?」


と日向をにらみ続けたまま聞く宇佐崎。





くそ生意気野郎...と思いながら日向は口を開く。



「えっえっと、いい加減素直に謝れよ。って..」





「チッ」




それを聞いて不機嫌そうに舌打ちする宇佐崎。







「まじでムカつくあのあほ後輩。ぶっとばす。」



と言う宇佐崎にびびる日向。







「んで?ナツはどこいんの?」


八つ当たりのように日向を睨んだままいう宇佐崎。




「今日は夏目いませんよ。」


おびえる日向の代わりに言う月島。









「...今度絶対ぶっとばす」

第十五話 青葉と白鳥→←第十三話 猫



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , HQ , オリキャラ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シマエナガ - ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかカオスでしかないから。【ハイキュー】もめっちゃ推してます!これからも頑張ってください!応援してます! (4月20日 21時) (レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
シマエナガ - めっちゃ面白いですね! 次の投稿待ってます! 執筆頑張ってください! (4月20日 21時) (レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - とても面白いので、続きがきになります!更新の方をよろしくお願いします!頑張ってください。 (2022年7月27日 16時) (レス) id: ed83340cb6 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - 過去に何があったんだろう…。面白いので頑張ってください!! (2022年7月16日 19時) (レス) id: 8636a40c43 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りぃ | 作成日時:2021年9月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。