第三話 初試合 ページ14
待ちに待った土曜日。
問題児2人組+ヤンキー坊主の田中さんVS夏目、月島、山口の試合が行われる。
問題児の1人は日向翔陽。オレンジ髪が特徴的な小さめの元気な青年。
もう1人は影山飛雄というらしい。黒髪につり目が特徴的なちょっと俺様ぽい青年。
テンションが高くうるさい日向に既視感を覚える夏目。
｢小さいのと田中さん、どっちを先に潰…抑えましょうかぁ｣
｢あっそうそう王様が負けるとこも見たいですよねぇ｣
敵チームを煽る月島。
すぐ人を煽るとことか性格の悪さ…こっちも謎の既視感を覚え、似ている性格の仲間を思い出してしまいげんなりする夏目。
バレー部には単細胞馬鹿とすぐ煽る性格悪いやつが居ないといけないルールでもあるのか…？
反対のコートでは上手く煽りに乗せられた田中が怒って何かを言っている。
あれは怒らせたらめんどくさいタイプなんじゃないの〜と思いながらコートに入る夏目。
試合が始まった。
田中の強烈なスパイクが月島のブロックを吹っ飛ばす。
パワーがすごいなと夏目は驚く。
影山は良いトスを上げる。
チビだが運動神経がいい日向はよく飛ぶが身長の高い月島に適わずさっきからブロックに捕まってばかりいる。
夏目は唇をぺろっと舐めて自信ありげに笑う。
反対のコートにぞくっと寒気が走る。
｢お手並み拝見…っと｣
山口のトスに合わせ高く飛ぶ夏目。
思いっきり腕を振り下ろしてボールを叩く。
ﾊﾞｺﾞｫﾝ
ボールは相手のコートにすごい音を立てて落ちた。
誰が見てもわかる威力の強いスパイクにみんな驚く。
｢なっ！？｣
｢力強っ！？｣
普段のふわふわしている夏目からは想像のつかない強烈なスパイクだ。
｢…こんなもん？｣
白いシャツの胸元に書かれたPossibilities and infinite wingsが光に反射してきらめく。
夏目は相手コートを挑発的に見つめて笑った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
夏目A
元鳳凰学園
現烏野1年、WS
身長は190cm
紫髪赤目のふわふわしたイケメン。
間延びした話し方が特徴的な不思議くん。
気分屋で面倒くさがり。
真剣な話をする時などは間延びした話し方が普通にハキハキになる。
両親は有名な音楽家
ピアノで世界コンクール優勝
好物 マカロン
悩み 柚がうるさい
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シマエナガ - ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかカオスでしかないから。【ハイキュー】もめっちゃ推してます！これからも頑張ってください！応援してます！ (4月20日 21時) (
レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
シマエナガ - めっちゃ面白いですね！ 次の投稿待ってます！ 執筆頑張ってください！ (4月20日 21時) (レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - とても面白いので、続きがきになります!更新の方をよろしくお願いします!頑張ってください。 (2022年7月27日 16時) (レス) id: ed83340cb6 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - 過去に何があったんだろう…。面白いので頑張ってください！！ (2022年7月16日 19時) (レス) id: 8636a40c43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2021年9月5日 22時
