ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかしんどすぎる。2【ハイキュー】

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「ほんとにびっくりしたんだけどいつあんなことやってたんだ？」


「えへへ、秘密です！」




「あ、及川さん！トス教えてください！」

「やだね！！一体どこからあのフェイントからの速攻のアイデア得てきたのさ！！」

「え？あ、えーと、お空からです」

「はぁ？？」



最終日の今日午前中で練習が終わり帰る支度をしているとき。



未だに二人は囲まれている。






「ぶふっ．．．お空からってガチで俺の言ったこと言ってんじゃん」

「見てあの及川さんの頭おかしいんじゃないのみたいな顔。飛雄可哀想に」






周りを見るとみんな楽しそうに仲良くなった他校の人たちと話している。




いいね青春だ





荷物をまとめながらそんなことを考えてるとどこかから呼ばれる。



「おーい、A、遥人ー！！」





私たちの前に来た光。





「いやほんと会えてよかった！！」


「うん、久しぶりに会ったけどほんと変わってなくて安心したよ。」


「それな。ヘイの数は増えてたけど」






そうそう

そういえばヘイの数増えてたな。



小学生の頃はさ

『へ―イ！遥人、A！バレーしようぜ〜！！！』



だったのに中学入ってから会ったら


『ヘイへ―イAと遥人！久しぶりだな〜！！！』







それで現在が



「え？増えてるか？まぁいいやまた来週合宿で会おうなヘイヘイヘーイ！！」




「え、なになにまさかの進学するごとに一個増えてく系？」

「つーか自覚なしなの？？」



まさかの進学するごとに増えてる感じだったとは．．．










ってそういや言うの忘れてたな







「あーごめん」


「それ俺ら来ないから」









そう言った途端場が静まり返る






「．．．え？」

「なにこの沈黙」








「なっ来ないのか！？なんで来ない！？」


溝口くんがすっ飛んできて肩をがしっと掴まれ揺らされる





「だって実家帰るし．．．」







「二人の実家東京だし来ればいいじゃんか！来いよ！！」


遥人は光にしがみつかれている。








「なんでだよー！！！」



しがみついてくる光を必死に引きはがそうとしてる遥人。






「いや来週クラブのOB会あるの知ってんだろ！！俺らはそっちに出るから来ねーの！！」


そう言って光を引き離す。










「．．．え、それ俺聞いてない．．．」



驚いたように光は固まる。

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