No.5 何時のことだったろうか ページ6
Asaid
A「そう言えば、ここの本丸の皆様にご挨拶をしたいのですか・・・・・・。」
やっぱり先ずは、挨拶だよね!
鶴丸「挨拶・・・・・・か。そうだな、じゃあ長谷部を呼んで来るとする。きみは、此処で待っていてくれ」
そう言うと、スッと立ち上がり、審神者部屋を出て行った。
狠「審神者様審神者様」
狠さんが話し掛けてきた。
狠「審神者様には、こちらの木刀をお持ち頂きたいのです。こんのすけ、お願いします」
こんのすけは、はいっ
と言い、机にポフッと乗った。
こん「この木刀は、刀剣男士の神力•霊力を弾く事ができます。審神者様の刀は、そういう物に耐えることが出来るのか分かり兼ねますので、こちらをご用意させて頂きました。刀種は脇差です!」
成程、脇差か。
その時、障子はスーッと開いた。
鶴丸「連れてきたぜ。唯なぁ、こいつぁ少し狂ってるな」
鶴丸が連れてきた長谷部は
.
長谷部「主命・・・・・・主命・・・・・・」
A「主命・・・・・・かー(うわっ、此奴やばい)」←此奴とか言ってすみませんww
そう口に出すと
長谷部「主め・・・・・・主命を下さるのですか!?」
そう叫んで、ドッドッドッと音を立てて、走って座り
ズシャーッと音を立てて土下座をした。
長谷部「主!この長谷部に主命を!」
主か・・・・・・。
A「長谷部さん」
落ち着いた声で名を呼ぶ。
長谷部「何でしょう?」
長谷部が頭を上げる。
A「・・・・・・人間は、お嫌いですか?憎くて、殺して仕舞いたい時は、有りますか?」
鶴丸「っ!・・・・・・。」
動揺しているのが分かった。
長谷部「・・・・・・いえ、少なくとも、俺は人間が嫌いでは有りません。何処ぞの年寄りと、その仲間達は、あの人間を見ただけで、『人間は皆強欲で、自分達を振り回す。』などと、勝手に決め付けるのです。ですが俺は、優しくてお強い方だってこの世の中にいらっしゃる。そう信じて、過ごして来ました。貴女様・・・・・・いえ、主のお姿を見たら、時間はかかるとは思いますが、きっと、主の事を認めてくれるでしょう」
待て、めちゃくちゃいい事言ってる!!!
A「そうですね。では、主命を出します。
この本丸の全員を、広間に集めて下さい!」
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白狐(プロフ) - 鶴さん良いですヨネ…。鶴さんも好きだけど、三日月さんも好きデス。 (2019年2月12日 19時) (レス) id: b607d0f086 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒 - ブラック本丸の鶴さんは誤解が解けると仲間に成りやすい性格なんですかね(苦笑) (2018年2月21日 8時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
あらりぶ(プロフ) - 弥勒さん» はいっwwこれの本編(文ストのみ)の方がもっと酷いですwwありがとうございます!しっかり先については考えてありますので、どうぞ完結迄、宜しくお願いします! (2018年1月18日 19時) (レス) id: 2393dc673d (このIDを非表示/違反報告)
弥勒 - 何か凄い主さん!チート感満載でしょ(笑)今後の展開を楽しみにしてます(*´∇`*) (2018年1月18日 3時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あらりぶ | 作成日時:2017年11月14日 18時