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『27話』 ページ45

痛みと戦いながら接客を始めて1時間。
たまに深呼吸しながらも、なんとか普通に接客出来ている。
そんな時ーー

太「やぁ、Aちゃん。今日も来たよー」

A『太宰さん……またですか………』

太宰さんが来た。
正直今、太宰さんに来られては困るのだ。
太宰さんは頭の回転が早い。
それに、周りをよく観察している。
太宰さんの前では、必死に普通を装っていても、ほとんどが無意味なのだ。
でも、だからと言って距離をとってしまうと、それはそれで不自然になる。
とりあえず今日はあまり雑談はせず、バレないようにしなければならない。

もう一度深呼吸をして、太宰さんの元へ向かった。

A『太宰さん、今日もいつものですか?』

太「うん。頼むよ。今日は珈琲もね」

A『かしこまりました』

お店の入口から5つ目のカウンター席。
そこが太宰さんの指定席だ。
たまにその席にお客様がいらしたり、ほかの探偵社の方と一緒の時は違う席だけれど。
注文するのはカレーライス。たまに珈琲付きで。
いつもそればかりだ。

カレーを煮込み、最後に隠し味のチョコレートを入れる。
煮込み終わったら、ご飯をお皿に盛り付け、そこにカレーを流し込む。

よし。上出来だ。

A『お待たせしました。いつものです。あ、珈琲は少し待っててくださいね』

太「ありがとう。いただきます」

次は飲み物の珈琲。
うずまきで働くことになって初めて教えて貰った淹れ方で珈琲をカップに注ぐ。
最初の方は上手くいかないことが多かったけれど、今では上達して、お客様に出せるくらいになった。

………ちなみに、太宰さん曰く、私が淹れた珈琲は最高に美味しい、らしい………

A『どうぞ。珈琲です』

太「あいあほー(ゴクン)今日も美味しいよ。ところで、心j((A『はい?(*^^*)』……何でもないです」

A『美味しいって言ってくれるのは嬉しいですけど、心中はちょっと………』

『28話』→←『26話』


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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 夢主   
作品ジャンル:アニメ
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新ちゃん(プロフ) - 深都紀さん» ありがとうございます!!これからも応援していただけると光栄でございます!!! (2018年11月19日 22時) (レス) id: 67cf4cd667 (このIDを非表示/違反報告)
深都紀(プロフ) - おぉ、続編…!おめでとうございます!これからも応援してます (2018年11月19日 21時) (レス) id: 576426a2a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:新ちゃん | 作成日時:2018年4月2日 10時

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