内気な姫と教育係 ページ29
晋助さんと一緒に部屋に戻りながら二年前の
仮面舞踏会の事を思い出した。
その時に出会った黒い仮面を被った男の人…
屋敷の中に入ってから気になっていた人だった
するといきなり私の元に来て、
チュ
跪き手の甲にキスをした後
「一緒に踊ってくれませんか」
そう言われて一緒に踊った。
仮面舞踏会で踊ったのはその人だけだ
ううん その日はもう踊れなくなってしまった…
ベタだけどその人に惚れてしまった…
初恋だった…
でも今日ダンスをして思った
もしかしたらあの黒い仮面を被った人…
「……晋助さん?」
「なんだ」
「…いえ、なんでも…」
そんなはずはない。だって今日初めて晋助さんと踊ったんだから
ーーーー
「この後はズラの授業だ」
「ズラさんですか?」
この間食事会に来た桂だと晋助さんに教えてもらい、授業をする専用の部屋があるからそこへ行けと言われ部屋へ向かった
部屋で桂さんを待っていると少しして白い大きなペンギン?を連れて来た
「A殿、これから一緒に勉強する桂とエリザベスだ。よろしくな」
「よろしくお願い致します。桂さん エリザベスさん」
するとエリザベスさんはプラカードで
【よろしく】と挨拶してくれた
…喋れないんだ…
「じゃあ授業を始めるぞ。まずは教科書だ。これが銀魂王国の歴史でこれが教養科目でこれがんまい棒の歴史だ」
三冊の教科書を渡されその中で一番分厚いんまい棒の歴史の教科書を見てみた。
「桂さん…これ必要なんですか?」
中には歴代のパッケージやんまい棒の作り方などが載っている
「んまい棒を愛せない奴は銀魂王国も愛せないからな」
「そうなんですか!」
知らなかった。んまい棒が銀魂王国ではそんなに凄い物なんて
だから教科書も分厚いんだ
「まぁ今日は時間も無いし大事なんまい棒の歴史ではなく教養科目をやろう」
「はい!」
桂さんの授業は分かりやすく、話も面白くて凄く楽しかった
92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時