内気な姫と貴族のルール ページ24
頭を怪我してしまったので残りの2日間は部屋から出る事は出来なかったが、結婚祝いで貰った品物を整理したり、ピアノやバイオリンを演奏したり晋助さんとお話ししたりして楽しんだ
そして3日間の休みが終わり、私も銀魂王国の
王室の一員として公務にあたる。
まず最初の公務は…
「明日は舞踏会があり晋助様と一緒に出席して頂きます。初の公務で緊張なさるかと思いますが頑張ってください」
「はい」
武市さんから明日のスケジュールを教えてもらう。
明後日からは毎日のようにお城で行われている貴婦人達の社交会への出席や、知的な会話を楽しむ場であるサロンの開催などやる事は沢山だ。
(上手くやれるかな… それに)
「貴族の方達と仲良くできるかな…」
「それがこの国の貴族達には一つルールが御座いまして…」
「ルール?」
「えぇ、この国の貴族達は公式の場は勿論、この城にいる時は身分の低い者が身分の高い者へ話しかけるのは絶対に許されてはおりません」
「随分と不自由なんですね」
「いいえ。今は晋助殿の妻であるAさんがこの国で2番目に高貴な方であり、最も高貴な貴婦人なのです。皆さんAさんにお声をかけてもらうのを待っているのです。どうかお声をかけてあげて下さい」
では、これでと武市さんは自分部屋へと帰ってしまった。
「ど、どうしよう…」
みんなが私を待っている…
凄いプレッシャーだ…
「…頑張ろう」
そう呟いて目を閉じた
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梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時