検索窓
今日:11 hit、昨日:19 hit、合計:77,823 hit

俺様王子とご友人 ページ11

「相変わらず、手が早いでござるな晋助は」

Aが部屋から出ていき万斉と二人になるとすぐにそう言ってきた。

「ただ両頬にキスしただけだろ」

「しかしA殿の反応かわ…」

「殺すぞ、万斉」

冗談でござると言っているが冗談には聞こえない…

重症だなァ

自分でもそう思っていた、その時


「高杉!A殿はどこだ!」

「高杉の愛しのフィアンセちゃん、どこじゃ〜」

「うるせぇ!」

いきなり部屋に入って来たのはズラと坂本だ
このバカ二人が揃うとろくな事がない




「Aなら自室だ。それよりお前ら何の用だ」

「A殿に会いに来たんだ。俺はA殿の教育係だからな。あっ これ教科書だ」

そう言いズラが渡してきた教科書は…

「誰がんまい棒の歴史をAに教えろと言った!俺はAに銀魂王国の歴史を教えろと言ったはずだ!」

教科書にはんまい棒の歴代のパッケージや作り方など無駄な知識満載の教科書だった

「ハハハ、ズラは本当にんまい棒が好きじゃのう」

「ズラじゃない桂だ。んまい棒を愛せない奴は銀魂王国も愛せないからな」

「んな訳ねェだろ」

訳のわからない事を言うズラはほっといて
俺はAとの結婚式の資料に目を通した
式には貴族は勿論、一般市民もパレードには参加する大掛かりなものだ。その為ほとんど準備は終わっているが、念には念を入れて最終確認をしていく

「ところで高杉、わしらはいつAちゃんに会えるのじゃ?」

「式の時だ」

「もっと早く会いたいのう」

「我慢しろ」

「そうじゃ!式の前に食事会をするのはどうじゃ?」

「お、それはいい案だ坂本」

「勝手に決めんな」

しかし話はどんどん進んでいき
結局、明日の夜にズラと坂本と銀時を城に呼んで食事会を開く事になった


「じゃあ、A殿に伝えてくれ」

「明日が楽しみじゃのう」

そう話しながら二人は部屋を出て行った

俺様王子とこの景色→←内気な姫と銀魂王国2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:高杉晋助 , 銀魂 , 王子様パロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。