【HQ】これくらい分かるでしょ？【二口堅治】

りゆう。 ページ14

『え、えとその…堅治に抱きつかれ？て顔赤くなっちゃって、見られたくなかったから…です』

嘘をついても、すぐにばれてしまうので正直に白状した。

「は、おま、それは反則…」

なにが反則なのか。堅治は反対方向を向いてしまったから聞けなかった。

てか、そろそろ映画始まるじゃん。

『映画始まるよ』

そう伝えてから、スクリーンに集中する。

ちなみに今回見る映画は、今話題によく上がってくる恋愛映画だ。

前々から見たいと思っていたので、本当に楽しみにしていた。

わくわくしていると、映画が始まる。

集中して見よう。





『最後やばかった！！あれは話題に上がるのも納得だわ』

興奮気味に言う。

「そうだな！普通に面白かったわ」

堅治も興奮気味。

「てかまだ時間あるよな、どっかいく？」

そう聞いてくる堅治。

『近くにカフェない？？感想語りたい！！』

さっきから感想を語りたくてうずうずしている。

堅治もそれいいな！と同調してくれたので、カフェに行くことにした。


好きでよく見に行く映画も、堅治とだと数倍楽しい。

カフェで語り合うのが楽しみ…！

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