84話* ページ42
深呼吸。
それでも鳴り止まない心臓の音。
見送りだけでなんでこんなにドキドキしないといけないんだろう。
・・・・きっと不安なんだろう。
・・・また何かいわれたらどうしよう。
また・・・別れをするのがいやになったらどうしよう・・・。
それでも、ここまできたんだから・・・って
一歩足をすすめる。
・・・やっと見えてきた空港。
もう1度、 深く深呼吸をする。
「・・・・・・シシッ♪ 彼氏の見送り？」
「うわっ・・！！・・・・な・・なんですかっ・・！？」
いきなりの声にびっくりして、後ろを振り返った。
「・・・・・・・・・驚かさないでください・・」
私がそういうとベルさんは私の顔をのぞきこんできた。
「・・・・蛙さがしてんじゃねーの？」
「・・・・・・・・・・・・・まぁ・・・・。」
「・・・・あいつなら、 忘れ物取り返ったぜ？」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハ・・・？？」
時間をみると
飛行機まで時間はそこまでない。
「・・・・・・・・・・・・・大丈夫なんですか・・時間」
「・・・・・・・・・王子知らね。 遅れたら遅れたでどんまいってことで」
「・・・・おいおい・・・」
キレよく突っ込む気力もなく、なぜ今ここにいるのか
疑問に思っていたところでベルさんに何かを手に握らされた。
不思議におもって自分の手の中を見てみると
１つ、見覚えのない鍵があった。
「なんですか・・・、これ・・？」
「・・・・んー。・・・合鍵みたいなもん」
「・・・・・合鍵・・・？・・・どこの・・？」
「・・・・・・・それ使って、蛙と別れの挨拶でもしてきたら？シシッ♪」
「・・・・・ベルさん・・・」
んじゃ、俺いくから
そういってひらひらと手を振るベルさん。
小さなやさしさに少しだけ、心があったかくなった気がした。
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碧みんく(プロフ) - がんばってくださいっっっ！！興奮しました((萌えました(((((((殴 ３章楽しみです♪♪ (2015年3月10日 22時) (
レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
虹オオカミ(プロフ) - 林音さん» 公立終わったんですねっ！お疲れ様です！！頑張ったんですもん！林音さんなら大丈夫ですよっ！！ (2015年3月10日 22時) (レス) id: 57049296da (このIDを非表示/違反報告)
林音(プロフ) - 虹オオカミさん» 公立終わりましたよーっ！これから更新がんばります！ たぶん公立落ちたかと・・（（ (2015年3月10日 20時) (レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
林音(プロフ) - 山さん» 私も、書いててベルのほうがイケメンになってしまっていることに気づきました（（ ありがとうございます、がんばります* (2015年3月10日 20時) (レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
山 - フランを応援するベルに惚れました…… 楽しめる作品でニヤニヤしつつ読みました。……何を書きたかったか分からないですねスルーしてください（笑） (2015年2月27日 0時) (レス) id: d48879ed35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林音 | 作成日時：2014年7月26日 22時
