64話* ページ18
Aside
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・どうしちゃったのー・・？」
ため息ばかりついてる私に
母はそう言った。
「・・・・・・・・・・・・・いや・・・・ 特に何もないんだけどね・・・。」
「・・・・・・ 何もないなら あなたはそんな顔 しないはずだけど？・・」
ツン とおでこに
当てられた 母の指。
・・・そのしぐさは まるで あの馬鹿蛙に
そっくりだった。
鼻にズ−ンときて
思わず目からこぼれそうな涙を
堪える。
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・何があったか知らないけど・・ そんな時もあるわよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・うん・・。」
「・・・・・人生っていうのは、失敗の積み重ね。 何事にも失敗はつきものなのよ。
・・・・・それは、どうしようもないことなの。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ふと 俯くと 母はクスクスと
小さく笑った。
「・・・・Aは、ほんと昔から強がりなのね。」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・泣きたいときぐらい泣けばいいのに・・」
苦笑する母に
なぜか 胸があったかくなった。
「・・・・・・・・・・・・。」
気がつけば
目には涙か ポロリとこぼれていた。
１度 ながれると
もうとまらない。
ぽろぽろと
涙はこぼれていく。
「・・・・・・・・・・・・・・・いつもあなたにかまってあげられなくてごめんなさいね・・。
・・・・あなたがそうやって１人で抱え込もうとする性格にしてしまったのは 私かもね・・。」
「・・・・・・・・・ お母さん・・は・・・ 悪くない・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ありがとう、A・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・大好きよ？」
そういって
私の顔を覗き込んだ母。
そのとき母の顔と重なったのは
小さく微笑んだフランの顔だった。
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碧みんく(プロフ) - がんばってくださいっっっ！！興奮しました((萌えました(((((((殴 ３章楽しみです♪♪ (2015年3月10日 22時) (
レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
虹オオカミ(プロフ) - 林音さん» 公立終わったんですねっ！お疲れ様です！！頑張ったんですもん！林音さんなら大丈夫ですよっ！！ (2015年3月10日 22時) (レス) id: 57049296da (このIDを非表示/違反報告)
林音(プロフ) - 虹オオカミさん» 公立終わりましたよーっ！これから更新がんばります！ たぶん公立落ちたかと・・（（ (2015年3月10日 20時) (レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
林音(プロフ) - 山さん» 私も、書いててベルのほうがイケメンになってしまっていることに気づきました（（ ありがとうございます、がんばります* (2015年3月10日 20時) (レス) id: 7976207916 (このIDを非表示/違反報告)
山 - フランを応援するベルに惚れました…… 楽しめる作品でニヤニヤしつつ読みました。……何を書きたかったか分からないですねスルーしてください（笑） (2015年2月27日 0時) (レス) id: d48879ed35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林音 | 作成日時：2014年7月26日 22時
