第20話 ページ22
航side
ジム帰りに神尾さんからメールが来た。どうやら、湊さんが発作を起こしたらしく、俺は急いで家に帰った。
家に付き、シャワーなんやら準備してから湊さんがいる家に急いだ。
(はぁはぁはぁ。とりあえず家に着いた。)
神尾さんから借りた合鍵を使い、中に入った。家の中は、静寂に包み込まれていた。
(湊さんは、2階にいるのかな?)
ゆっくりと階段を登った。湊さんがいる部屋に向かい、ドアを開けた。
湊「zzzz」
ベッドの上でスヤスヤっと寝息をたてながら眠っている湊さんの姿があった。
湊さんを起こさないように慎重に座った。
湊「ぅぅぅ…しん…」
「湊さん…」
湊さんの額から汗がダラダラと流れて来た。デスクにあるタオルで拭いた。
湊「ん…。」
「あっ!湊さん!体調はどうですか?」
湊「今のとこ平気です。なんで、駒田さんが家に」
「神尾さんに湊さんのことを見てほしいって頼まれたんです。」
湊「そうなんですね…。ご迷惑をお掛けしました。」
「いえいえ、迷惑だなんて思って無いですよ。」
湊「駒田さん…」
「むしろ僕らに頼ってください。いつでも僕らは湊さんを手伝いますよ!」
湊さんは、驚いた顔をしてから笑った顔をした。
湊「駒田さん‥ありがとうございます。」
「あっ、そうだ!湊さん、お腹空いていませんか?」
湊「えっと、空いています。」
俺は、湊さんに「少しだけ待っててください」っと言い、リビングに向かった。
鍋を準備し、お粥を作り始めた。
(ん‥。味は大丈夫そうかな。器に移そう)
棚から木で出来たボウルを出し、お粥をよそった。
「お粥です。立ち上がる事出来ますか?」
湊「ありがとうございます。」
湊さんは、ゆっくりとスプーンを口に運んだ。
湊「美味しい」
「良かった。お口に合わないか心配でした。」
湊「駒田さんが作ったんですか?」
「そうです。僕だってお粥ぐらいは作れますよ!」
湊さんは、ベッドの上で笑っていた。
湊「ふふ。」
「?そんなに面白かったですか?」
湊「そう言うことでは、無くて。駒田さんってすごい人だなって思って。それに、感謝してるんです。」
「感謝‥ですか?」
湊「はい。駒田さんとおしゃべりしていると元気が出るんです。そのおかげで今の僕がいるんです。」
「湊さん‥。僕も湊さんとおしゃべりしている時、すごく楽しいですよ!」
湊「ふふ。ありがとうございます、駒田さん。」
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暁(プロフ) - Reyさん» いえいえ！これからも応援しております。小説を書く楽しさとそれに付与する大変さはおれも知っているので。 (2021年5月26日 23時) (
レス) id: 6f3d3856ac (このIDを非表示/違反報告)
Rey(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます! (2021年5月26日 21時) (レス) id: cb17b3ad06 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 更新お疲れさまです！ (2021年5月26日 17時) (レス) id: 58763dced6 (このIDを非表示/違反報告)
Rey(プロフ) - しばいぬさん» コメントありがとうございます。したにある名前設定から変更できるはずです。 (2021年4月26日 7時) (レス) id: cb17b3ad06 (このIDを非表示/違反報告)
しばいぬ - すいません。あの、名前変換出来ないのですが… (2021年4月25日 22時) (レス) id: d4c80fd2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rey | 作成日時：2021年2月23日 13時
