変わっている １５３ ページ11
『それで・・・なんでそんなことわたしに話したの？』
「まぁ、ここに座ってよ」
『う、うん』
「Aにfineの曲を作って欲しいんだよ。五奇人のやつらには作ったんでしょ？」
『そ、そうだけど・・・まだ正式に発表した訳じゃ・・・』
「それだったら尚更、お願いしたいんだ。Aを正式なfineに楽曲提供をして欲しい」
『も、もし断ったら・・・？』
「う〜ん、断る前提なの？」
『い、いやそうじゃなくて・・・そんなこと、わたしに出来るかなって・・・』
「ねぇ、A。僕の事が嫌い？」
『なっ、そんなこと・・・』
「じゃあどうしてそんなに震えてるの？挙動不審だけど？」
『震えてなんかっない・・・』
今わたしの目の前にいる人物は、わたしの知っている天祥院じゃない
天祥院はそんなこと言わない
天祥院に化けた何かか、夢なんだ
きっとわたしは疲れてるんだ
「A、聞いてる？」
天祥院の手がわたしの肩に置かれる
『やっ、やめ！あ・・・』
わたしは反射的に天祥院の手を払ってしまった
『ごっごめん・・・』
「・・・Aは変わったね」
『変わった？』
「うん、前よりもなんていえばいいかな？Aらしくないっていうか。僕が見ないうちに五奇人のやつらに毒されちゃった？」
『毒されたって・・・酷い事を言わないでよ。天祥院こそ変わったね』
「僕が？」
『うん、天祥院こそらしくないこと言ってるよ。天祥院こそどうしちゃったの？』
「A・・・――――」
『え？』
「君は、誰だ？」
『はい？』
「Aはそんなこと言わない！本当にAなの！？君は僕の知ってるAじゃない！！」
天祥院が声を荒げた
「どうしちゃったの？A」
天祥院が優しくわたしの頭を撫でる
「Aは僕の意見に賛同してくれて、僕のことを肯定してくれた。そのAは居なくなっちゃったの？」
天祥院がわたしを抱き締めた
「ねぇ、A。僕よりも大事な人が出来た？僕よりも五奇人が大事？病弱な僕よりも天才な五奇人が好き？」
耳元でささやく声がうっとうしい
『どっちが好きとか、どっちが大事とかじゃないよ。あいつらも天祥院も、両方とも大事だよ。それだけじゃない、つむぎや日和、凪砂、月永に瀬名くん。みんなみんなわたしのなかでは大事だよ。順位なんてない』
飾らないわたしの本心
「違う！」
いきなり私を離すとベットに押し倒した
いや、押しつけたと言った方が正しいかもしれない
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ほたる(プロフ) - newskyさん» 素人によるドラムの解説（？）だったのですかお気に召したようでよかったです(〃▽〃)ひぇ、想像しただけで鼻血もんですね((ありがとうございます！！ (2020年4月24日 18時) (
レス) id: 316dd4594c (このIDを非表示/違反報告)
newsky - わわっドラムの良さ、難しさが分かっておられる…ドラム叩いてる零さん最強ですね☆上から目線？なコメすいません。むっちゃ好きです。 (2020年4月19日 20時) (レス) id: 94205cb2c8 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 心詠梨さん» ご指摘ありがとうございます！あの、本当に申し訳ないです。英語が苦手すぎて...( ;´･ω･`)修正致しましたm(_ _)m (2019年11月20日 20時) (レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
心詠梨(プロフ) - こそっと失礼します……。タイトルは4rdではなく4thだと思います。意図的でしたらすいません…… (2019年11月20日 17時) (レス) id: 7409721cef (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - まふぃんさん» 普通に間違えてました...ご指摘ありがとうございます！ (2019年10月8日 0時) (レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる x他1人 | 作成日時：2019年6月2日 23時
