プロデューサーは五奇人よりも奇人でした 2rd

少し雑談　変わっている　６２ ページ16

みなさん！
かなり遅いですが明けましておめでとうございます！！！
最近全然更新できてなくてすみません！
亀更新でした←
ですが多分二月くらいになったらたくさん更新できるとおもいます！
二月と言えば受験ですね、受験生の皆さん頑張ってください！！

話は変わりますが、なんかこのお話ランキング入ったんですよね・・・
何があった・・・？

お気に入り登録者様が１００人超えているだと・・！？
嬉しすぎてヤバかったです！！
これからも亀更新ほたるを宜しくお願いします
―――――――

noside

「ねぇ、ほんとにヤバいんじゃないの！？」

「そんなに騒がないで！誰かに見つかるでしょう！」

Aが何も反応しないので焦り出す奴らに姫野は一喝した

「そんなんで人が死 ぬ訳ないじゃない！」

「で、でも・・・」

取り巻きの一人が遠慮がちに言った

「人の骨は折れやすいから、もしかしたらさ」

「折れてるって言うの？」

「う、うん」

「ヤバいじゃんヒメ！もし告げ口でもされたら・・・」

告げ口という言葉に焦り出す取り巻き達

「告げ口されたらあたしたちどうなるのかな？」

「退学、とか？」

「流石に退学なんて・・・」

「でも、英智さまに知られたら？」

「退学！？」

退学なんてある訳ない

姫野は漠然とそう思っていた

昔から姫野は容姿に自信があった
自分が相手に好意がある素振りを見せれば
相手は思った通りの反応をしてくれる
そしてちょっと『お願い事』をすればもう自分の物にすることが出来た
幸い秋野宮家では頻繁にパーティーが行われていたので自分に都合に良い人を見つけるのは簡単だった
小さいながらに姫野は所謂‘お金持らしい性格’だった
そんなある日、姫野は恋に落ちてしまった
天使のような微笑みに、どこか悲しげな瞳、そんな正反対な感情を匂わせた彼がいた
姫野は彼のことが欲しくなった

「ねぇ貴方、私が友達になってあげてもいいのよ」

こう言えば誰もが首を縦に振るものだったのに

「君は誰？少なくとも僕にはちゃんと友達がいるから大丈夫だよ」

綺麗に微笑み返された

初めてだった、自分の物にならなかったことが

疎ましかった、彼の友達になれている人が

それから何度も彼にアプローチを繰り返したが
結果はおもわしくないものばかりだった

人一倍頑張ってやっと夢ノ咲学院に入ったのに
名前も覚えられてなかった
彼の瞳に映るのはあいつ、弓井崎A
許せるわけがなかった

変わっている　６３→←変わっている　６１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す