変わっている ５７ ページ11
急いで顔を洗い、着替えた
『はぁ、はぁ、はぁ・・・どうぞ・・・』
「急いで準備してくれたんですね〜、五分は過ぎてますけど☆」
『いちいちうるさい・・・』
「では失礼しま〜す」
『渉って・・・随分と背が高かったんだね』
「おや、いま気づきました？」
『うん』
自分の家に渉がいるって何だか変・・・というか
落ち着かない・・・
いつもは学校で会うから制服だけど、今は私服
珍しすぎる・・・
「どうかしましたか？私のことをじろじろ見て」
『！？べ、別に。どうもしてないけど』
「そうでしたか〜。それにしてもAさん、朝ご飯は食べましたか？」
『そういえば・・・まだ』
「では私が腕によりをかけてAさんに料理を作りましょう！」
『え、いやいいよ』
「遠慮なさらずに〜あ、台所借りますね☆」
『私まだなんにも言ってないんだけど！』
五分後←
「どうぞ〜」
『ホントに作ってきたこいつ』
テーブルの上には私の好きな料理が並んでいた
『なんで私の好きなものが分かったの？』
「よく食べてるじゃないですか、卵焼きを」
『そうだね・・・そうだったね』
私は甘い卵焼きも好きだけどだしの入った少し甘しょっぱい卵焼きの方が好きだ
それは誰にも言ったことがない
そのはずなのに
『何で知ってるの・・・』
「何故でしょうね☆」
「それはともかくどうぞ食べて下さい、自信作ですから」
『・・・美味しい、ありがと』
嬉しいはずなのに
「もしかして、不快でしたか？」
本気で心配そうにしている渉がいた
『大丈夫だよ・・・』
うそをついた
渉にまで離れられたら困るから
もうひとりぼっちは嫌だから
「本当ですか？」
『うん、大丈夫』
きっと渉は知らない
この大丈夫という言葉にはいろんな言葉が混ざっていることを
私は臆病だから
私以上に私の事を知っていると怖くなるの
心の扉を無理やり開けようとしないで
私は私のペースで出来るから
貴方には必ず、私の全てを話すから
もう少しだけ、待ってて欲しいの
私が強くなったら、何でも受け止められるようになったら
貴方の隣に立てるようになったら
大丈夫だよ
嫌いになったりしないから
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ほたる - 伊達 光秀さん» あのように怒ってしまったという感じです。分かりにくくてすみません (2019年7月21日 21時) (
レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 伊達 光秀さん» 前提として夢主さんはご両親の事が好きではありません。お母さんは日々樹渉のようなにぎやかな人が夢主のような静かな人と仲良くなるなんてにわかにも信じがたいというような感じです。夢主さんは好きではないご両親に友達の事をとやかく言われたくないということで (2019年7月21日 21時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - 55の話、あれは夢主ちゃんが悪いわ。親に友達の事を知られて何がやなのかな？私の親は、私の友達の事知ってるよ。 (2019年7月19日 18時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
朝凪世一!!(プロフ) - ほたるさん» 読んでくださっていたとは...!!ありがとうございますぅう...(感動)続編楽しみなのでもう一周読み直して待ってます!!( (2019年4月13日 21時) (レス) id: cbeb56f355 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 朝凪世一!!さん» ありがとうございます！！嬉しいです！！続編も頑張ります！！（ツンデレ王子を甘やかしたい見てます超好きです.....） (2019年4月13日 21時) (レス) id: 5acfd935f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる x他1人 | 作成日時：2018年10月11日 19時
