【進 撃】裏切られた私は真実を伝えることにしました【黒 バ ス】Part５

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走って隣の会場に向かうと


ガムを膨らましてる花宮さんと同じチームの人がいて


「すいません。花宮真さんを探してるんですが
その人の居場所知ってたりしますか？」


[花宮〜？多分中で次の対戦校見てるんじゃね？
そのジャージってことは、進高？]


「はい。あなたは霧崎第一ですか？」

[ああ！俺原一哉]

「原さんですか。ありがとうございました」


しっかりとお辞儀をしてから花宮さんのいる所へ行く



会場に入れば賑わっているのに


オーラからか一瞬で見つけられて



「こんにちは花宮さん。今時間ありますか？」




声を掛ければ珍しく驚いてる花宮さん



花宮「…俺なんかに何の用だ？」



「Aに関してです


少ししか時間がないんですが…」



花宮「…移動するか」



__花宮はAちゃんの事になると優しい顔するよ

__まだお兄ちゃんでいたいんだろうね



原さんの言った通り本当に優しい顔だけど
少し悲しげな表情の花宮さん



誰もいない廊下に着いたと思えば




花宮「A…どうかしたのか」



心配そうに目も合わせずに話す花宮さん



「今、ストレスで目が見えてないんです


キセキの紫原さんが原因d「あぁ？」…」



怖すぎる



花宮「なんでAがそんな事になってんだよ

お前たちがいながら…？






馬鹿じゃねーの」




ドスの効いた声が廊下中に響き渡る



「すいません。本当に…」


花宮「…いや。今思ったけど俺が口出しすることじゃねーわ、俺も悪かった。

なんか他に話あるんじゃねーの？」



悪童とか言われながら…



なんだ。




本当は優しいんじゃん。




「…逆瀬さんと、どんな関係なんですか？」



花宮「ああ…逆瀬とは」

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