【進 撃】裏切られた私は真実を伝えることにしました【黒 バ ス】Part５

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ｱﾙﾐﾝ「準備できた？」


「うん！」


ｱﾙﾐﾝ「そんな薄着で…今は夏だけど朝は寒いよ？
…はい。僕の洋服だけど使って」


「ありがとｱﾙﾐﾝ！…暖かい…ｱﾙﾐﾝの匂いだぁ」


ｱﾙﾐﾝ「え!!臭い!?」


「ううん！この匂いだいすき！！」


ｱﾙﾐﾝ「ふふっそりゃよかった。もう忘れ物ない？」


「ある！」


ｱﾙﾐﾝ「なに？」


「写真！」



ｱﾙﾐﾝ「Aは本当に写真が好きだね」


「うん！写真好き！写真はいつまでも残るし
それに写真だとすごい笑顔で残ってて
《あの時は楽しかったんだなぁ》って思えるから」


ｱﾙﾐﾝ「そっか！じゃ撮るよ？」


「うん！…ｱﾙﾐﾝちょっとかがんで？」


ｱﾙﾐﾝ「ん？…はい…」ﾁｭｯ


「背伸びたから屈んで貰わなきゃ届かないや」


ｱﾙﾐﾝ「Aとは3センチ差しかなかったのに
Aが小さく見えるなぁ〜」

そう小さく笑って腰を落とし私の唇にｷｽを落とす


「ありがと…もういこ？」


ｱﾙﾐﾝ「うんっいこっか」



ｱﾙﾐﾝはそう言うと Aの手を取る



「日の出なんて初めてだなぁ〜」


ｱﾙﾐﾝ「僕 海でいい思い出なんてないから
今からがすごい楽しみなんだ」


「私も楽しみ！ｱﾙﾐﾝのこれからの初めては
ぜーーんぶ私とやろうね

放課後一緒にパフェ買って食べたり…

プール行ってはしゃいだり…

おうちデートしたり…

2人で旅行行ったり…」



ｱﾙﾐﾝ「うん。やる…２人で…
これからたくさんの思い出作ろうね」



《間も無く一番線ホームに電車が参ります》



「きた！ｱﾙﾐﾝ！きたよ！電車！」




ｱﾙﾐﾝ「ふふっはしゃぎすぎて落ちないでよ？」



「うん！子供じゃないんだからだいじょーぶー！」



・




・


それから海について眺めていただけで


しびれを切らせたのか



ｱﾙﾐﾝ「…日の出まで１時間くらいあるから暇だし綺麗な貝殻でも探す？…少し暗いけど」


「貝殻？探す！」

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