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☆218 ページ25

ーアルミンsideー



「うんっ昔はねあんな性格じゃなかったんだ。

そうなったのも 私のせいないなんだけど…


私さ、今更だけどね、

まこちゃんがいつか優しくなるって信じてた。


でも いつしか 会話することもなくなって
同じ家にいるはずなのに会うことも減った。


きっとさ、私がバスケをしてなかったら
まこちゃんは優しかったんだと思うよ」



アルミン「ぇ…何言ってるの…?」



「まこちゃんが あんな性格になったのはね、

私が バスケを始めて…

まこちゃんが何年も築き上げたきたバスケを
私がたった数年で追い抜かしてしまったからなの」


アルミン「…それって」


Aは小学生から強かったんだ…


「…まこちゃんは小3からバスケを始めたの。

私も 一緒に行って教えてもらってたの


まこちゃんが一ヶ月かかったものを
私が2日で覚えたりとか…


まこちゃんができなかったのを
私がすぐできるようになったりとか…


ある日 私がゲーム感覚で試合しようって言ったの


でもまこちゃんはいつもに増して真剣だった。


まだ幼かった私はそれに気付かずに…ッ」



確信した




Aは本当の天才なんだ



それが天才どころか努力してるこんなに…



アルミン「その試合勝ったのって」



「…そう。私が勝っちゃったの」


悲しそうに笑うA



「終わった後ね " お前なんて大嫌いだ " って…


次の日にまたバスケしよ!!って言ったら

<もうバスケは辞めた>って

<どうせお前になんて勝てないんだから
努力なんてしても意味ないんだよ>って言って…


それからフェアプレーしなくなっちゃったの」



アルミン「そんな理由だったんだ…」



「…それから滅多にバスケをしなくなって

努力してる人あざ笑うようになって…ッッ」



涙を零しだしたAの頰に溢れた涙を親指で拭う



アルミン「それは違うと思うなぁ…

Aが勝ったのは努力したからだろ?

花宮さんだってもうきっと分かってくれるはずだよ

いつか花宮さんともう一度試合すればいいじゃん」



「ゔん…!」



アルミン「遅れちゃうから行こっか」

そう言って抱きかかえれば

「ちょっ…アルミン!!」

足をジタバタさせるA


アルミン「バタバタすると途中で捨てるよ?」


からかってみれば動きを止めるから

それが可愛くて頬にキスを落としてから


デビルアイを使って学校に向かった

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設定タグ:進撃の巨人 , 黒子のバスケ , アルミン   
作品ジャンル:アニメ
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ロキ - とても面白いです!続きが気になります。応援してます(*^^*)頑張ってください!! (2019年4月8日 0時) (レス) id: 7e481b0bff (このIDを非表示/違反報告)
ジャン - 頑張れ! (2016年12月29日 17時) (レス) id: 565abb759a (このIDを非表示/違反報告)
ずらぁ - アルミン好きなので嬉しいです。頑張ってください´`* (2016年12月28日 4時) (レス) id: 1e66146d2b (このIDを非表示/違反報告)
Starose(プロフ) - Halさん» ありがとえございます^^ がんばりますね^^ (2016年12月13日 21時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
Hal(プロフ) - 続き、期待してる。ガンバ!おーえんしてるよ。 (2016年12月13日 20時) (レス) id: 9ed5ff9fd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Starose | 作成日時:2016年12月4日 21時

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