☆１８７ ページ40
ーーﾊﾝｼﾞSideーー
ﾊﾝｼﾞ「…あの子は何がしたいんだろ…」
ジュースを飲みながら悩んでいれば
ｴﾙｳﾞｨﾝ「あの子は中学に来なかった
空白期間があったようだ。」
隣にいたｴﾙｳﾞｨﾝが話し出して
ﾊﾝｼﾞ「空白期間？どうして？」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「彼女は留学していたんだ。」
ﾊﾝｼﾞ「留学？どこに？」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「アメリカだ。」
ﾊﾝｼﾞ「アメリカかぁ…頭いいから行ったの？」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「確かに頭はいいほうかもしれない。
だが彼女の本当の留学先は
・
・
・
・
アメリカの裏社会」
ﾊﾝｼﾞ「…何いってるの…？
裏社会って中学生で…てか女の子だよ…!!」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「…自分から行ったんだ。
【強くなりたい】という気持ちが強すぎて…」
ﾊﾝｼﾞ「でもそれだけで…
裏社会だとしてもそんな甘くないんじゃ…」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「確かに女ということもあり
最初から最後まで下っ端だったが…
裏社会を自分の目で見ることができ
その実践する時も後ろで見ている…
高校生の中では完璧な《犯罪者》。
喧嘩もしたときないような奴には強すぎる相手。
まして女だとしても入ったからには
強くならなきゃいけない。」
ﾊﾝｼﾞ「…まぁ。喧嘩なんてしなくてもいいんじゃない？」
ﾜｰﾙﾄﾞｱｲで見えたパトカーを指差す
ｴﾙｳﾞｨﾝ「警察？誰が呼んだんだ？」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
体育館のドアが開く
？「すいません。僕です。」
ﾊﾝｼﾞ「久しぶりだね」
黒 子「はい。こんにちは。
実は明日合同練習がしたいー…って事で
申し込みに来たんですけど
ちょっとヤバいものが見えたので
警察呼ばせてもらいました。
勝手にすいません」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「明日は部活ないんだがここまで来てくれて
助けてくれたからには明日一緒にやろうか。」
ﾊﾝｼﾞ「え"っ。やっと休みだと思ったのに…！
…まぁ警察呼んでくれたしいっか…」
黒 子「!!!…ありがとうございます!! 」
そう言って頭を思い切り下げる
ﾊﾝｼﾞ「そんな固くならないで？
まあ一応もう皆の所に行こうか？」
「「はい ／ そうだね」」
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作者名：Starose
| 作成日時：2016年12月1日 1時
