☆１７１ ページ27
ーｱﾙﾐﾝSideー
「…ゔっ…」
屋上に行った途端止めどなく涙が溢れた
「…僕の…せい…だ…っ…」
Aはよく言ってくれたね
『ｱﾙﾐﾝは悪くない。責めすぎちゃダメだよ？』
でもごめんね
今日の出来事は僕のせいかもしれない
ねぇ A…
僕はAを守れた？
大好きだから守りたいんだ
「…ゔっ…あぁ…ｯｯ…」
あれから何時間泣いてたのかわからないけど
いつの間にか放課後になっていた
「頭痛い……はぁ…」
ｶﾞﾁｬﾝ
？「…大丈夫か」
「…兵長」
ﾘｳﾞｧｲ「…お前部活休め」
「…え？」
ﾘｳﾞｧｲ「いいから」
「でも…」
ﾘｳﾞｧｲ「今のお前じゃ余計に下手になる
俺たちの目指してるところは日本一だ。
そしてお前は俺たちのチームの司令塔。
今のお前でチームをまとめられるか？
今のお前でチームを導けるか？
よく考えてみろ。
お前のすべきことはなんだ？」
「…すべきこと…」
僕のすべきこと
僕のすべきことはなんだ？
ﾘｳﾞｧｲ「…お前の『今』すべきことだ」
とっさにでてきた
「Aを…守る…」
でもそんなわけないか
ﾘｳﾞｧｲ「そうだ。Aを守ることだ。
もしこの事件が自分のせいだと責め続けるのなら
お前はAのリハビリに付き合え。
Aの手足が完治するまでな」
リハビリ…？
Aはリハビリで治る怪我なのか？
兵長はなんで知ってる？
ｱﾙﾐﾝ「もしかして…」
ﾘｳﾞｧｲ「あぁ」
そういう兵長は少し微笑み
ﾘｳﾞｧｲ「もう起きたぞ」
「！！」
ﾘｳﾞｧｲ「だから今日は２人で帰れ」
ｱﾙﾐﾝ「…はい！失礼します！」
・
・
・
ﾘｳﾞｧｲ「よかったなA
…______
お前の事もこう救えてたら…」
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作者名：Starose
| 作成日時：2016年12月1日 1時
