☆１６５ ページ21
-「！…！…A！」
「あ…何？」
ｱﾆ「次移動だから行くけど…」
ｼﾞｬﾝ「熱でもあるのか？」
そう言っておでこに手を置くｼﾞｬﾝ
ｼﾞｬﾝ「熱はないけどなんなら保健室いくか？」
「ううん大丈夫！次なんだっけ？」
ｱﾆ「理科で実験だって…」
理科室は遠いから立体起動装置で行く
その時は気づいてなかったんだ
ｼﾞｬﾝ「Aいくぞ〜」
「あ、うん！今行く！」
ｱﾆ「気をつけてよ？」
ガスが半分以上抜かれてたことを
「…ぁ」
壁に刺さっていたアンカーが取れた
嘘だ
いつもと同じだったはず
なんでトリガーが動かない？
なんでもう一度アンカーが飛ばない？
「「名前!!!!!! 」」
ｼﾞｬﾝ「クソっっっ!!! 」
ｼﾞｬﾝ
ｱﾆ
どうしてくるの
このままじゃ
巻き込んでしまう
怪我をするのは
私一人でいい
大切なみんなを
巻き込みたくないの
「来ちゃダメ!!!」
その声と同時に
体に激痛が走った
ーーｱﾆSideーー
朝からAの様子がおかしかった
ｱﾙﾐﾝに聞いても ｱﾙﾐﾝもAの様子に焦っていて
どうしたの？
何かあった？
「理科で実験だって。行こう」
私はバカだ
この時Aにガスが入っているか聞いてれば
「ぁ」
ｼﾞｬﾝ「どうし…A!!!!!!!!」
この時 私がAの後ろにいれば
ｱﾆ「A!!!!」
「来ないで!!!」
ﾄﾞﾝ ｯ
こんな事故なかったはずなのに
「「A!!!」」
私とｼﾞｬﾝは落ちたAに急いで駆け寄る
ｱﾆ「大丈夫？」
「…ガス…なかったみたい…えへへ…」
ｱﾆ「血…」
「…ぇ…あ…本当だ」
ｱﾆ「無理して笑わないで… 今ｱﾙﾐﾝ呼ぶからね。
ｼﾞｬﾝ…Aを保健室連れてって」
ｼﾞｬﾝ「…」
ｱﾆ「ｼﾞｬﾝ！落ち込んでる暇なんてない…
…早くAを連れて行って…！」
ｼﾞｬﾝ「あ、あぁ!!」
ーーｼﾞｬﾝSideーー
なんでこんなことになってんだよ
俺はまた大切な物を失うのか？
なんでｱﾆは親友がこんなんになってんのに
冷静でいられんd
ｱﾆ「…ｯ」
前言撤回
ごめんな お前は Aの親友だ
悲しまないわけがない。
お前はAが大好きだもんな
だからいち早く 悲しんでる前に助けたいんだろ
ｼﾞｬﾝ「あぁ…Aいくぞ！」
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作者名：Starose
| 作成日時：2016年12月1日 1時
