Re:7〜END ページ7
「はい。」
「ありがと…。」
少しの、沈黙…
でも今は、それも心地よく思った。
「………藤ヶ谷、メール…ありがと。」
沈黙を破ったのは北山だった。
「…別に。俺の思ってることを送っただけだし。」
「…そっか。ふふっ。でも、なんか、嬉しかったなぁ。」
「これからは…これからはちゃんと、言葉にできるようにするから。」
「へへっ!なんか、嬉しいなっ!!!」
ニコニコしながらホットミルクをふーふーしている北山は、
今までで一番嬉しそうな顔をしていた。
“あ、でも…メール送るだけでめっちゃ緊張したんだから!
多分…一ヶ月に一回ぐらいのペースで「可愛い」しか言えないかも。”
“ま、今まで藤ヶ谷、俺が「好き」って言っても「俺も」って言うだけだったもんな
っていうか…お前のそんな整った顔で「可愛い」って言われたら……
心臓持たない…”
“よしっ!じゃあ月一で「愛してる」って言う!”
“は?急だな……ま、…あんま無理すんなよ?”
“いや、それ、俺のセリフじゃん!!”
「はははっ!ほんっとに…俺、北山のこと、好きだわー。」
「いやいや、俺こそ!!お前より長ーいこと思ってきたぞ!!」
「お互い様ってことでいっか?」
結局愛し合ってるってとこに行き着くんだけどね?
そんな俺たちの、ラブラブな日々については今度ゆっくりご報告します…。
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((二人の馴れ初めについては、またいつか……))
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作者名:らいおねる | 作成日時:2015年3月2日 22時