#102 食堂 ページ3
sha「せや、夕飯やって伝えに来たんやった」
清光「夕餉？」
『うん、そうだって』
医療室の窓を見てみれば、外は既に真っ暗だった。という事は、私は二、三時間程眠っていたのか。
sn「じゃあ、食堂行こっか」
tn「せやな」
そう言って医療室から出て行く彼等について行く。そう言えば、彼等は全員で食堂に集まって食事をするんだったな。
広く長い通路を清光と並んで歩きながら、そんな事を思い出した。
あ、てか何か違和感あるなって思ってたらジャケット置いて来たわ。ま、いっか。
───────────────
食堂の扉を開けば、既に私達以外が揃っていたようで、皆椅子に座って此方を振り向いた。
gr「大丈夫なのかA。倒れたと聞いたが」
『すっかり良くなりましたよ、ご心配をおかけしました』
年下とは言え、彼は総統。敬語の方が良いだろうと思いながら言葉を交わした。
どうやら席は自由に座って良いらしく、何処に座ろうか悩んでいるとトントンに手招きされた。
大人しく彼の横に座れば、清光も招かれたらしく、コネシマとゾムに挟まれて座っていた。
gr「では、頂くとしよう」
それを掛け声に"いただきます"と全員が言い、食事が始まった。
シーツがかけられたテーブルの上には沢山の料理があり、各々の好きな様にそれらを食器の上に乗せていた。
どうやら、朝昼は1人分の食事が作られるのだが、夜はバイキング形式になっているのだという。
私は取り敢えず、目の前にあった色々なパンとスープ、サラダを食べる分だけ乗せて食べ始めた。
すると、様々な所から視線が刺さる。
tn「すまんなぁ、皆Aさん達のこと気になっとるから……嫌やろ？」
『少し気になるけど……まぁ、慣れてるんで』
特案部は政府の部署の中でも1番特殊。良く色々な人にガン見されるからまぁその点では慣れている。
『というかそれより……』
目線を料理から清光達の方に向ける。
『清光が可哀想……』
私の視界には、コネシマとゾムに質問攻めにあい、迷惑そうにしている清光が。
tn「ほんまコイツらは……シッマ、ゾム。やめたれや」
kn「えぇー！神様やぞ？！色んなこと聞きたないんか！？」
せやぞせやぞ！と賛同の意を述べるゾム。その隙に、清光が私の横へ移動してきた。
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れおるる(プロフ) - ふわなさん» ふわなさん、コメントありがとうございます。少しリアルの方で忙しく、中々更新ができず……ご期待に応え、早めに更新してきます…！ (2022年3月13日 2時) (
レス) @page22 id: 38e5376390 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - 初めまして、この作品はもう更新されないのでしょうか…続き楽しみにしております (2022年3月12日 11時) (レス) @page22 id: 8ac62536a2 (このIDを非表示/違反報告)
れおるる(プロフ) - Hiroさん» 初コメありがとうございます。ただいまです……；；長らくお待たせ致しました。沢山お休みした分、取り戻していきたいと思います！ (2021年12月18日 3時) (レス) @page19 id: 38e5376390 (このIDを非表示/違反報告)
Hiro(プロフ) - おかえりなさい！そして更新ありがとうございます｡楽しみに待っておりました｡頑張ってください！(そして初コメ失礼します) (2021年12月17日 21時) (レス) @page19 id: 86439a7187 (このIDを非表示/違反報告)
れおるる(プロフ) - 海石榴《ツバキ》さん» コメント頂いて自分も荒ぶりました。ご期待に添えられるよう頑張ります！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: 38e5376390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：774 | 作成日時：2019年12月2日 1時
