#103 名 ページ4
kn「あ！神様逃げてもうた！！」
清光「うるさ……」
これでもかという程顔を顰め、コネシマとゾムを見る清光。抜刀しなかっただけ偉いよ、よしよし。
em「あの、失礼かもしれませんが……付喪神様も食事を摂れるんですか？」
控えめに、エーミールがそう問うてきた。
清光「普通に食べるよ朝昼晩ね。折角身体を得れたんだし、どうせなら人間と同じようにしたいじゃん？」
ht「え、じゃあ食べなくても平気ってこと？」
『まぁ、死にはしないよね。嗜好品みたいな感じかな？』
そう言えば、私と清光以外が「へぇー」と興味ありげに清光を見た。
zm「なぁなぁ！明日1対1で闘わへん？」
私と清光の顔を交互に見ながら言ったゾム。私はパンを噛み砕き、飲み込んでから答えた。
『別に大丈夫だけど……』
sha「俺もええ？」
kn「俺も俺も！！」
ハイハイ！と手を挙げ、どんどん増えてゆく対戦者。何でそんなに好戦的なのか……
『清光は？』
清光「えー……俺はいいかな」
zm「ええやん神様！やろうや！！」
"神様"と呼ばれ、又もや顔を顰めた清光。そしてハッキリとこう言った。
清光「ねぇ、その"神様"ってのやめてくんない？俺にはあの人から貰った名前があるんだから」
zm「あ、すまん……じゃあ、清光？」
申し訳なさそうに言ったゾム。そして同じくそう呼んでいたコネシマも申し訳なさそうに彼を見る。
清光「……うん、良いよ。許可してあげる」
途端に顔を綻ばせたゾムとコネシマ。コネシマに至っては物凄いアホ面だな。
そんな様子を見ながら食事を楽しんでいたら、ふと特案部の皆の顔が浮かんできた。
彼等の関西弁でスイさんを、トントンの世話焼きでりっくんを、コネシマのアホさでコウを、和やかなオスマンでもくまを、威厳あるグルッペンで部長を。
よくよく考えれば、この人達は特案部の人達に似ている所が多い。その所為か、とても安心する。
『(もしかしたら血族かも……なんて)』
スイさんはガチでありそうで、思わず頬が緩んだ。
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れおるる(プロフ) - ふわなさん» ふわなさん、コメントありがとうございます。少しリアルの方で忙しく、中々更新ができず……ご期待に応え、早めに更新してきます…！ (2022年3月13日 2時) (
レス) @page22 id: 38e5376390 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - 初めまして、この作品はもう更新されないのでしょうか…続き楽しみにしております (2022年3月12日 11時) (レス) @page22 id: 8ac62536a2 (このIDを非表示/違反報告)
れおるる(プロフ) - Hiroさん» 初コメありがとうございます。ただいまです……；；長らくお待たせ致しました。沢山お休みした分、取り戻していきたいと思います！ (2021年12月18日 3時) (レス) @page19 id: 38e5376390 (このIDを非表示/違反報告)
Hiro(プロフ) - おかえりなさい！そして更新ありがとうございます｡楽しみに待っておりました｡頑張ってください！(そして初コメ失礼します) (2021年12月17日 21時) (レス) @page19 id: 86439a7187 (このIDを非表示/違反報告)
れおるる(プロフ) - 海石榴《ツバキ》さん» コメント頂いて自分も荒ぶりました。ご期待に添えられるよう頑張ります！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: 38e5376390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：774 | 作成日時：2019年12月2日 1時
