【鬼滅の刃】眠の呼吸【男主】

第1話・残酷 ページ3

Aside


母「炭治郎、


顔が真っ黒じゃないの…こっちにおいで」


……眠い…


母「雪が降って危ないから、
行かなくてもいいんだよ？」


…？


…また、炭…売りにいくのかな…？


炭「正月になったらみんなに腹いっぱい食べさせてやりたいし、少しでも炭を売ってくるよ」


母「……ありがとう」


A「…おにい、また行くの…？」


あぁ…眠い…


けど、おにいから離れたくない…


A「僕も…行きたい…」


茂「兄ちゃん！今日も町に行くの？」


花「私も行く！！」


竹「えぇー！」


…ちっちゃいのが集まってきた…


…僕も…おにいから見たらちっちゃいんだろうけど


母「だめよ、炭治郎みたいに速く歩けないでしょう？」


茂「母ちゃあん！！」


母「だめ」


……


………寒っ←



母「今日は荷車を引いていけないから、
乗せてもらって休んだりできないのよ？」


花「ついて行きたい〜！」


炭「竹雄、できる範囲で構わないから、少し木を切っといてくれ」


竹「そりゃあ、やるけどさぁ…
一緒にやると思ってたのにさぁ…」


……ぁ、行っちゃう…


ｷﾞｭｯ


炭「お？どうした？A」


そういうと、おにいは微笑んで僕を撫でた


A「…おにい…行かないで…」


なんか…嫌な予感がした…


おにいと僕達が、離れ離れになっちゃう気がした…


炭「A……、大丈夫だぞ、帰ってきたらいっぱい撫でてやるからな？」


そう僕を撫でると、じゃあな？行ってくる！と言い、姉ちゃんの方に行った


A「うん…」



…神様…おにいを守ってください…

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