第1話・残酷 ページ11
義勇side
A「…あ…おにい…」
Aは倒れた炭治郎に駆け寄った
A「ムッ……ぎゆー…おにいのこと傷つけたから嫌い…」
冨「…なっ……」
A「プイッ…」
冨「」
A「でも…僕に嫌なことしないから、大嫌いじゃない……」
…ということは…好きということか?←←
冨「…(パアァアア)」
A「…もう、おにい達を傷つけないって約束して…」
無自覚なのか、俺を上目遣いで見つめてくるA
冨「あぁ、わかった。…約束しよう。」
すると、ニコッと小さく笑い
A「……じゃあ、ぎゆー…好き…」
…ウグッ
・
・
――――――――――
炭治郎side
…
俺は、死んだ家族に見守られながら倒れていた
母「置き去りにしてごめんね炭治郎…
禰豆子とAを頼むわね…」
ガッ
目を覚ますと俺は、口枷を着けた禰豆子の羽織りを掴んでいた
炭「ハァ…ハァ…ハァ…」
なぜだか涙が頬を伝った
あれ…Aは…?
Aはどこだ…
カサッ
炭「っ…!!!」ビクッ
すると、木の影からさっきの男の人が出てきた
冨「起きたか。」
バッ
俺は禰豆子を守るように抱きしめた
冨「狭霧山の麓に住んでいる
”鱗滝左近次”という老人を訪ねろ。
”冨岡義勇”に言われてきたと言え。
今は日が差していないから大丈夫なようだが
妹を太陽の下に連れ出すなよ。
それと、A…」
!!
どうしてAの名前を…?
A「…?」
Aは、さっき冨岡さんが出てきた木の影からひょこっと顔を出すと、ゆっくりと姿を現した。
冨「また、お前に会いに来る。
その時は…
・
・
俺と一緒に来い。」
A「…?…う、」
A!?うんって言っちゃダメだぞ!!?
炭「ダメだ!!うんって言わないの!!知らない人について行っちゃいけません!!!」
A「え、ぎゆーは知らない人じゃ…」
炭「ダメなものはダメだ!!」
すると冨岡さんはムッとして
冨「…返事は、次会った時でいい。」
冨岡さんはAの頭を撫でると
ザッと一瞬で姿を消した
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信者になりたい昆布 - 更新早く更新早よ (2020年5月25日 21時) (レス) id: 71e688f74c (このIDを非表示/違反報告)
さねみ推し - 更新早く (2020年5月15日 23時) (レス) id: 71e688f74c (このIDを非表示/違反報告)
玲音(プロフ) - mo4さん» 強い(確信) (2019年10月13日 8時) (レス) id: 7b211948ba (このIDを非表示/違反報告)
mo4 - 俺の所エーティフィールドはられてた((( (2019年10月13日 8時) (レス) id: c8f50611df (このIDを非表示/違反報告)
玲音(プロフ) - ぜろぷてぃさん» おおお!ほんとですか!?コメントありがとうございます!!同じ誕生日の人なかなかいないので嬉しいです!笑 (2019年8月27日 7時) (レス) id: 7b211948ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玲音 | 作成日時:2019年8月15日 2時