橙に幼馴染がいるらしい【stpr】

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専属ヘアメイクになってから早1週間。


事務所のBARコーナー。

そこにはすとぷりメンバーの好きなお酒の他、わたしのお酒も置いていいと許可をもらった。

直人は動画編集をするとか行っててどこか別のところでやってる。


な 「いいなぁお酒…」

　『ななもりさん、飲みます？』

な 「えっ、いいの！？」


直人が強いのは知ってるけれど。

メンバーそれぞれのお酒の強さは知らない。

それを知りたかった


莉 「え、まってなーくんダメだよ！？」


ななもりさんにほろよいを渡すと、BARコーナーを通りかかった紅音さんがななもりさんのほろよいを取り上げた。


な 「えぇ〜…(´・ω・｀)」

　『ななもりさんお酒ダメなんですか？』

莉 「そうなの！ひとくちでも飲んだらダメなの！寝ちゃうの！！」

　『えっ』


なんてこった。

わたしの隣に座ってバーカウンターに項垂れるななもりさん。

仕方ない、ノンアルカクテルでも作るか。

牛乳…あるね、よし。


　『ななもりさん、これどうぞ』

な 「え、なにこれ！」

　『カシスヨーグルトです』

莉 「お酒…？」

　『ノンアルコールですよ』

な 「えー！美味しそう！いただきます！！」


ななもりさんはひとくち飲んで、


な 「….*･ﾟ(*º∀º*).ﾟ･*.」


可愛いかよ。


　『それ、ノンアルコールのカシスリキュール使ってるんです。』

莉 「いいなぁ、俺も飲みたい！アルコール出来る！？」

　『もちろん。』


別のグラスに作って注ぐ。

紅音さんも目を輝かせていた。


　『はい、どうぞ』

莉 「わーい！いただきます！！」

な 「これどうやって作ってるの！？」

莉 「ヨーグルト入れてるの？」

　『入れてないですよ。
　グレープフルーツジュースとカルピスの原液を同じ量ずつ混ぜるとヨーグルトっぽい味になるんですよ。』


グレープフルーツジュース 30ml
カルピス原液 30ml
カシスリキュール 30ml(アルコール、ノンアルコールどちらも可能)


　『氷を入れて牛乳を注いでしっかり混ぜれば完成』

な 莉 「おぉ…！！」

　「何しとるん？…なーくんお酒飲んでんの！？」


動画編集をしていた直人が戻ってきた。

ななもりさんが持ってるグラスを見て、わたしを見た。


　「…もしかして煽ったん…？」

　『あ？飲めない人に煽るほど鬼やないわ。
　ジェルも飲む？カシスヨーグルト』

　「何それ美味そう、飲みたい」






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上のレシピはマジです、やってみてくださいね

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