検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:11,259 hit

*10Heart ページ10

桃花「ばいび〜。」

勇太「じゃあ〜ね〜」


「うんっ、ばいばいっ。」


………相変わらず緩い二人だなぁ(笑)
って思いつつその仲の良さに少し羨ましさを感じる。


あんなに自然体でいられるって幸せだろうなぁ。



あの二人、お互いの前で相手によく見られたくて取り繕うとか
全くしなくて、いつもありのままの姿で居るのがすごいと思う。



それだけお互いに信頼してるんだろうけど…





そんなことを考えながら、帰ろうと支度をしてた時に
隣からガタッ…と音がした。



廉「もう、帰れる?」

「…………、あっ!うんっ、ちょっと待って?」


優しい笑顔で見つめながら問い掛けて来る廉くんから
目が離せなくて一瞬ぼーっ…としちゃった。





……もぅっ、……廉くんとは友達でいたいって自分で言ったのに……っ、…


リュックを閉めてくるっ…と廉くんの方を向く。



廉「よしっ、いこか。」

「う、うんっ。」


そう微笑んで歩き出す廉くん。


……わぁぁっ……男子と帰るのとか何年ぶりだろう……っ。



玄関につくと先に履き替えた廉くんが律儀に待ってくれてる。


「……お待たせ………です。」

廉「……ふっ、うん。」



柔らかい笑みを零して頷く廉くん。


いろんな細かい優しさに触れる度、今まで感じたことのない
胸の暖かさを感じた。

*11Heart→←*9Heart



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れんちゃむ - りゅおさん» おひさ〜!本当に久々だねぇ。いっつもコメントくれてあざーすっ☆(笑)りゅおも頑張れっ! (2018年1月21日 10時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
りゅお - お久〜!忘れられてないことを祈ります(泣)もう安定で面白い!!読んでて感情移入が凄い(笑)応援してるねっ!! (2018年1月19日 12時) (レス) id: 58bb4bb9c0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れんちゃむ | 作成日時:2017年7月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。