*10Heart ページ10
桃花「ばいび〜。」
勇太「じゃあ〜ね〜」
「うんっ、ばいばいっ。」
………相変わらず緩い二人だなぁ(笑)
って思いつつその仲の良さに少し羨ましさを感じる。
あんなに自然体でいられるって幸せだろうなぁ。
あの二人、お互いの前で相手によく見られたくて取り繕うとか
全くしなくて、いつもありのままの姿で居るのがすごいと思う。
それだけお互いに信頼してるんだろうけど…
そんなことを考えながら、帰ろうと支度をしてた時に
隣からガタッ…と音がした。
廉「もう、帰れる?」
「…………、あっ!うんっ、ちょっと待って?」
優しい笑顔で見つめながら問い掛けて来る廉くんから
目が離せなくて一瞬ぼーっ…としちゃった。
……もぅっ、……廉くんとは友達でいたいって自分で言ったのに……っ、…
リュックを閉めてくるっ…と廉くんの方を向く。
廉「よしっ、いこか。」
「う、うんっ。」
そう微笑んで歩き出す廉くん。
……わぁぁっ……男子と帰るのとか何年ぶりだろう……っ。
玄関につくと先に履き替えた廉くんが律儀に待ってくれてる。
「……お待たせ………です。」
廉「……ふっ、うん。」
柔らかい笑みを零して頷く廉くん。
いろんな細かい優しさに触れる度、今まで感じたことのない
胸の暖かさを感じた。
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れんちゃむ - りゅおさん» おひさ〜!本当に久々だねぇ。いっつもコメントくれてあざーすっ☆(笑)りゅおも頑張れっ! (2018年1月21日 10時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
りゅお - お久〜!忘れられてないことを祈ります(泣)もう安定で面白い!!読んでて感情移入が凄い(笑)応援してるねっ!! (2018年1月19日 12時) (レス) id: 58bb4bb9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんちゃむ | 作成日時:2017年7月4日 0時