第54話 ページ7
―――――――――――
―――――――
―――
エルヴィンの後について行ったその先は会議室だった。
エルヴィン「好きに座ってくれ」
そう言ってエルヴィンが座ると
それに続いてA、リヴァイ、その向かい側に机を挟んでにエレン、ミカサ、アルミンと座った。
リヴァイ「…で？
…大事な話ってのは何だ?」
アルミン「あの…もしかして…」
と、アルミンがスッと手を挙げた。
アルミン「…"女型の巨人"に関するお話でしょうか…？」
エルヴィン「その通りだ。察しがよくて助かるよ。」
A「…？"女型の巨人"…？」
エルヴィン「…！ああそうか…すまない。Aはあの壁外調査に参加していなかったな。」
A「…？」
何のことかと不思議がっていると横からリヴァイが口を挟んできた。
リヴァイ「…ソイツだ。
アイツらを…オルオとグンタとエルドとペトラを殺したのは。」
A「っ！？！？」
まさかの言葉に驚いた私はガタッと席を立ち…
A「どこだ！？ソイツは！！！」
と、つい叫んでしまった。
リヴァイ「…落ち着け。瞳孔開いてんぞ。」
A「っ…」
エルヴィン「A、気持ちは分かるがとにかく聞いてくれ。
．
．
．
…いいか？君たちをここに呼んだのは他でもない、"女型の巨人"についての情報収集のためだ。
…エレン、ミカサ、アルミン。
君たちも女型の巨人と接触したと報告書にあったがそれは本当か？」
エレン・ミカサ・アルミン「「「はいっ…」」」
エルヴィン「よし。なら知ってること、気がついたことをすべて話してもらいたい。」
エレン「…気がついたこと…ですか…」
ミカサ「…あの」
と、ミカサがスッと手を挙げた。
エルヴィン「なんだ？」
ミカサ「…なんとなくなんですけど…
女型の巨人と顔が似てると思った子が１人…。」
エルヴィン「…！！誰だそれは？」
ミカサ「…」
ミカサはゴクッと息をのんで話し出す。
ミカサ「…第…104期生憲兵団所属の…
…アニ・レオンハートです」
エレン「！？！？
おまっ…何言って…！！！」
アルミン「…同じく僕も…アニじゃないかと…。
はっきり見たんです…女型の巨人の顔を…」
エレン「っ…アルミン…お前までっ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 552人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
黄「あぁﾞ！なんスかアンタ！！」貴「人間だけど？」黄「そういう意味じゃないッス... 【進撃の巨人】エレンの彼女はリヴァイ兵長の...？
【進撃】むっつりなリヴァイ先生はスイッチが入ると大変な事になるみたいです【短...もっと見る
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雲月 - 俺もリヴァイのしゃべり方だ… (2017年11月25日 7時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 今まで見てきた占ツクで一番感動しました涙が止まりませんでした (2017年6月9日 23時) (レス) id: 075f5f2e04 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ大福(プロフ) - すごく面白かったです！！50話のリヴァイのセリフに「ほかっとく」という名古屋弁が使われていると思うのですが、作者さんはその辺りの人なんでしょうか？ヾ(*・ω・)ﾉ (2017年4月11日 0時) (レス) id: de24761dfa (このIDを非表示/違反報告)
Ｍie(プロフ) - 月刊少女野崎くんのネタがイイ感じに入っててすごい面白いです！！これからも期待してます！！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: f5759b7b2d (このIDを非表示/違反報告)
ユメキチ - 気になって見てみたら、とてもサイコーでした！ もう涙がとまらないです！(泣) (2016年10月30日 15時) (レス) id: 971f344d1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れな | 作成日時：2013年8月1日 23時
