第52話 ページ5
エレン・ミカサ「「失礼しま…
！？！？」
エレンとミカサは部屋に入ると…
まず上半身裸のリヴァイに驚き、
次に大きなたんこぶを頭のてっぺんに作ったAが半泣き状態で正座をしているのに
目を丸くした。
エレン・ミカサ「「(…ど…どういう状況だ…！？)」」
リヴァイ「…おい、何の用だ」
エレン「あっ…
その…お見舞いにと思って…
パンを…」
と、エレンがパンの入った袋を取り出した時…
バンッッッ
サシャ「パァァァァァァンッッッッッッ！！！！！！」
扉が勢いよく開けられたかと思うとポニーテールのバカが突っ込んできた。
ミカサ「危ないっ！」
そう叫ぶとミカサはサシャに向かって躊躇なくパンの入った袋を振り回し…
ボスッッッ！！！
…叩きのめした。
ミカサ「ふぅ…」
A「(えっ…ちょっ…今完全にパンの入った袋武器に使ったよね！？お見舞いの品使ったよね！？)」
ミカサ「あ、兵長。パン買ってきました。」
A「(いや…なに何事もなかったみたいな顔してんの…)」
エレン「人気のお店だったので買うのに苦労しましたっ！」
A「(いやエレン…その貴重なパンがさっき武器に使われてたぞ…
もうボロボロじゃん…完全にボロボロじゃん…)」
リヴァイ「わざわざ買ってきたのか？」
エレン「はい！おいしいですよ！」
リヴァイ「そうか…。
だが俺はいい。
お前らで食べろ。どうせ食べたいんだろ？それ」
と、リヴァイはボロボロになったパンの入った袋を指差した。
エレン・ミカサ「「いいんですか…！？」」
エレン「…じゃ、じゃぁいただきますっ！」
A「(いやお前ら…嬉しそうにしてるけどそれ結果的に自分で買ってきたパン自分でボロボロにして自分で食べてるだけだよっ…)」
エレンとミカサはボロボロのパンを隣りでよだれを垂らしているサシャを無視してたいらげた。
サシャ「あ"あ…」
.
.
.
リヴァイ「…で？
用はそれだけか？」
エレン「あっ…
あと…ミカサが…」
と、エレンが話し出そうとすると…
ミカサ「エレンっ…
…いい…
自分で話すから…」
そう言うとミカサは急に真剣な表情へと変わった。
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雲月 - 俺もリヴァイのしゃべり方だ… (2017年11月25日 7時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 今まで見てきた占ツクで一番感動しました涙が止まりませんでした (2017年6月9日 23時) (レス) id: 075f5f2e04 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ大福(プロフ) - すごく面白かったです！！50話のリヴァイのセリフに「ほかっとく」という名古屋弁が使われていると思うのですが、作者さんはその辺りの人なんでしょうか？ヾ(*・ω・)ﾉ (2017年4月11日 0時) (レス) id: de24761dfa (このIDを非表示/違反報告)
Ｍie(プロフ) - 月刊少女野崎くんのネタがイイ感じに入っててすごい面白いです！！これからも期待してます！！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: f5759b7b2d (このIDを非表示/違反報告)
ユメキチ - 気になって見てみたら、とてもサイコーでした！ もう涙がとまらないです！(泣) (2016年10月30日 15時) (レス) id: 971f344d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れな | 作成日時：2013年8月1日 23時
